日向ぼっこ犬要監視員

ムスメは最近家で日向ぼっこをするようになりました。

しかしそれもワタクシがそばにいれば、の話。洗濯物を持って移動したりすると必ずついてきます。別にいいのに。洗濯物を干しているときは足元でつまらなさそうにしています。ならどっか好きなところへ行ってろよ。でもママのそばがいいのね。ウフ。

というわけでムスメが日向ぼっこをしているときは移動できません。マイコンの前にいるしかありません。ムスメはどうしたかな、とふと見ると、ぽかぽかしています。ウフフかわいい…とニヤ〜っとすると、遊ぶの?!と走ってきます。違う、違うんだ。かわいい顔でヒザに乗るムスメはぽかぽかしていて、遊ばないの?と俺を見る上目遣いの漆黒は魅惑のモナムールを奏でて誘惑の天使たちを恍惚の彼方へと誘うのです。

ああ、そんなムスメを見ていると、出かけられなくなり申す。はたしてミーの愛情ボルテージは留まるところを知らない暴走機関車。愛娘の眼差しひとつで最早身動きもままならない迷子の緊縛子猫ちゃんと化しうなじを焦がす初夏の日差しもものともせずに金色の抜け毛をひたすら拾う、四足の魔法使いに魅入られた愛の奴隷なのでした。

社会復帰せにゃー