渡れずの信号

8時ともなるとすでに陽が高いです。でも起きられなかったんだもん。

いつもの公園に行こうとしたら、怪しいイデタチのジジイが見えたので、やめとこ、とコースを変えました。公園で放すのもちょっと長く歩くのも同じだろうと。したらそれはムスメにとっては同じことではなかったらしく、通勤ラッシュのバイク音にいつも以上の拒否反応を示し、座り込むしまつ。ムスメが散歩の途中で勝手に座り込んだのは初めてで驚いた。

かわいそうなので、川まで行こうと思ってたけどやめて引き換えしたけどこれもアリガタ迷惑だったらしい。クルマのない道を通ってやろうと、ムスメの知らない入り組んだ巷を通ったらもうビビるビビる。歩きションするほど怖かったらしい。歩きションに気がついたときはなにしてんのかと思った。むしろ川まで行って通勤ラッシュが終わる頃に帰ればよかったのだ。

いくらムスメがビビリだといっても、ムスメの視点&距離からバイクの轟音を聞くのはたしかに怖いことだろう。タイワンで盲導犬が育ちにくいのもわかる。ビビるなっていうほうがムリだ。ウチの近所だけでも2箇所、歩行者用信号が変わっても渡れない場所がある。交通法規がメチャクチャなんだから、犬に自己判断をさせるような訓練なんてやりようがない。人間のあたしでさえ犬といっしょに渡れなかった。マジで渡れないんですよ。