無責任ということ

アホ犬ネタがあったのだけど、昨夜Animals Tawian 見に行ったら代表のSean さんの日記が更新されており、それに感銘を受けたのでご紹介したいです。簡単ですが下に翻訳つけました。

The first thing I need to air is that AnimalsTaiwan is not a dumping ground for unwanted pets. We have had six instances recently of people telling us to take their no-longer-wanted pets or they would release the animal on the streets or–worse–have the cat or dog put to sleep. It saddens me when people make such remarks, but AnimalsTaiwan will not respond to threats, and we certainly will not help people be irresponsible pet carers. If you are leaving the country, it is relatively simple to take your beloved pet with you, and we will be happy to show you how; if you are having problems with your cat or dog, we will happily give advice on how to overcome the problems, as most behavioural issues are easily modified if you change the way you deal with the problem.If you really cannot keep the animal, we will help you find him or her a new home. But we will not take over your responsibility; if we did, we would be supporting the very root of the stray problem that AnimalsTaiwan is here to tackle.

今回最初にお伝えしたいのは、Animals Tawian は要らなくなったペットをゴミのように捨てに行く場所ではないということです。最近6件ほど、わたしたちのところに、もう要らなくなったイヌやネコを持ち込みたい、受け入れてもらえなければそれらの動物を捨てる、もしくは、安楽死させると言ってきたひとたちのケースがありました。その言葉にわたしたちはひどくショックを受けましたが、Animals Taiwan はそんな脅しには応えませんし、わたしたちはペットの命に対して無責任なひとたちに手を貸すようなことは断じてしません。

もしあなたがこの国を離れるなら、愛する動物を一緒に連れて行くと考えるのは単純なことではないですか。わたしたちは喜んでそのお手伝いをします。もしあなたが飼っているイヌやネコに問題を抱えているなら、どうしたら問題を解決できるか、そのためのアドバイスを惜しみません。動物の行動に関するたいていの問題は、あなたがその問題に対する姿勢を変えることで、簡単に改善させることができるものなのですから。

そしてもし、あなたがどうしても動物を飼えなくなったのであれば、わたしたちはその子のために新しい家を探すお手伝いをします。ですが、わたしたちはあなたの責任を肩代わりすることはありません。もしそれをすれば、わたしたちはわたしたち自身が現在取り組んでいる台湾の野良犬・野良猫問題の、根本の部分を支えてしまうことになるからです。

目からウロコ。あたしが知りたかったのはココだったのです。そしてあたしは間違っていたのだと思った。動物を飼えなくなったひと、それは飼えなくなったんじゃなくて責任を放棄した、そういうことなんだ。そのケツを引き受けるのは心優しく親切な動物好きでもなんでもない、そういうバカを野放しにしてまた同じ失敗を繰り返す環境を与える手伝いをした、別のバカってことだったんだ。

実際、動物を捨てたバカたちがそのあとその動物に対してなにをした?なにもしてくれやしない。言い訳を言いに来るだけ。そんなバカとなんの関係もない、動物の命とかそういうことに対する責任を知ってるひとたちは助けてくれた。バカをつけあがらせているだけの、もっとバカなあたしと、バカなあたしがうっかり手を出してしまった、かわいそうなワンコを、いろいろ助けてくれました。なんかへんだと思ってはいた。ワンコが幸せになっても、なんか割り切れなかったのはここだったんだ。

責任を放棄したひとたちに、そのコトの重大さ、犯した罪の重さを学ばせる手段はないと思う。そのひとたちのなかには、あたしたちの言うことを分かってもらえる土台がないんだから。そのひとたちが今まで生きてきたなかで、そういうことを感じることができなかったのは、そのひとたちの問題だけとは言い切れない。そのひとたちもそれを知っていて、それを言い訳にしてる。無責任で甘えている、しかもその自覚症状のないひとたちに、動物の命を預かる資格なんかない。それをわかってもらえなければ、いつまでたってもかわいそうな動物はいなくならない。

あんたはたまたま飼いやすい、性格のおとなしい犬に当たったからそんな偉そうなことが言えるんだって、言われたことある。そういう問題じゃないのがわからないんだよね。あたしのことはどうでもいいのに。バカに飼われた動物は不幸だ。そんなバカでもそれが飼い主なんだから。他にいいおうちが見つかったとしても、その子にとってはもとのバカ飼い主のもとがいちばんだという、その子の一生台無しにした、そういう状況を作った罪の重さを知れっつの。そういうバカが自分自信に注ぎまくる自己愛を、ほんのちょっとでも動物に向けさせる、そんな方法ないのかな。

悩みつつ、とりあえず目先のことから。ホットドッグなりょーを救出に行きます。