イベント終了ざんす

お疲れ様でした。イベント終了しました。


ステージプレゼンの主役なのに当日朝プチ失踪して関係者全員蒼白にするも桃園から無事に駆けつけてくれたLazarus君に注目です。彼のストーリーはこちら。衝撃画像と、現在の彼のマッチョぶりにビックリするがいい!!!

スパイシーなギャルギャルスタッフによるセクシー手売り@夜の部ものすごかったという報告を受け、最終日にその女子を実際見ましたがすごい女子度で目が釘付けでした。なんというか、今風にいうとエロカッコイイというやつ? 昔風にいうとボン★キュッ★ボン? こんな女子が流浪動物の現状を憂いてボランティアをねえと、おもしろかったです。もちろん想像通り、キモヲタ系のミョーなケトウもいて、ああやっぱりなという安堵感もあり、それもおもしろかったです。つーかまじめなレビューはシュナ太太さんのところでご覧ください。

ところでワタクシこのイベントで、スバラシイ出会いがございましたの。売り子をしていたときに、でっかいネコを抱いて歩いているひとたちがいたので「ネコチンだー」と触りに行ったらなんとそのうちのひとりが日本語を喋り。それだけでもビックリなんですけど、実はそのひとたち、MeetPet (台湾認養地図)という、ネコレスキューに強い団体のひとでしたの。イベント中に一度クロネコチンの相談に行こうと思ってたので渡りに船と、「ネコ捕獲機みたいのお持ちですか?!」と伺ったら、有ると!大喜びで事情を説明し名刺もらった。いやあよかったよー。

MeetPet (台湾認養地図)
ショップも見てね。カレンダーカワイイ!!!

そうそう、会場で俺はひとつ腑に落ちなかったことがあるんだ。

前に日記でも書いた(いつ書いたか忘れた。1年以上前とみた)、「狗医生」とゆー、セラピードッグ団体のことなんだけど。この団体、家庭犬をグループ独自のしつけ教室に通わせて、そこを卒業したら飼い主&犬にセラピードッグとしてのライセンスを与え(ライセンスは1年有効。毎年取り直すらしい)、話をつけてある病院に派遣して患者さんとのふれあいなどボランティア活動を行う、らしーんですよ。

その活動の裏には、訓練を介して犬と人間の結びつきを強め、動物との暮らしを生活を豊かなものにし、台湾のペット事情を改善させたいみたいな狙いもあるらしーんですが、それでなんで募金活動が必要なのかな……………… と小一時間考え込んだ。

ここ、裕福な団体らしくて、カレンダー作ったり全員おそろいのTシャツ着てたり犬も服着てて服に名前入り刺繍までついてるの。カレンダーは自分とこの会員である素人飼い主とその飼い犬の写真で綴る12ヶ月。言ってみりゃ、知らないひとんちの家族写真カレンダーですわ。そんなのが普通に本屋で売ってて、なにこれ… と怪訝に思ったのがこの団体を知るきっかけだったんですけどまあそれは置いといて。募金、どこに使うんだろ?しつけ教室の家賃?飼い主から月謝取ってるのに(グループレッスン全6回で5000元)?事務所の運営費?なんのための運営?活動内容は病院訪問でしょ?わからねえ!わからねえよ!つーか

そんなカネあったら命があぶない動物たすけよーよ。

と思うのですよ…。こんな、所詮お遊びでじぶんちの犬に芸仕込んでるひとたちと、カツカツ手弁当で動物拾って助けてるひとたちが、同じ会場で並んでいるのが、なんかどーーーしても納得いかなかった。芸を仕込んだワンコに芸させて人垣を作って、その周りを募金箱持って回ってる姿に、違和感を感じたのですよ。じぶんちの犬をかわいがるのはモチロンだいじなことさ。でもなんかどーもコンセプト的になんかアレだったのアレ(ババアだ)

でも動物芸でひとが呼べて、結果として募金がワンサカ(募金箱が超デカい&何個も持ってるのよ)というプレゼンスタイルは、学ばねばならんものがあるなと思いました。だってAnimalsTaiwan のステージ発表、ショボかったもん。グループとして思い入れのある犬を1匹紹介するより、何匹もステージに出して犬見せたほうがヒトは集まるはずだ。英語のプレゼンも長すぎ。アメリカとかカナダならそれでもヒトは立ち止まって見てくれただろうけど、台湾じゃムリ。芸させたりワンコに服着せたりしねーと注意が引けない文化レベルだということをガイジンたちはどの程度理解しているんだろう。

まーそれがグループのカラーならもったいないけどしょうがない。迎合しないで得られる何かに重きを置きたいのかもしれない。それが向こうの活動スタイルなのかも。どうであれ新入りの俺にはわかんねーが感想は「ショボイな」だったのが気になった。


まあこれはこれでいいのですけれども。

学生 → 英語教師 みたいな経緯でここに来てるひとたちがボランティアに多いのもプレゼンがショボかった理由かもしれない。普通に会社勤めでコンペとかしたことあったら、もっと完成度高くなってたと思う。そういうの知ってるひとがひとりふたりいたってしょーがないんだけど。なにかにつけて、「社会人度」が低いなあという点はいなめないのよねえ… 平均年齢低くは無いのに、やっつけ文化祭感覚で終っていたのは惜しかった。

あのギャルをもっと前面に押し出して、ねえちゃん目当てでもいいからノリのいい台湾人ボランティアをゲットすれば、ローカルを相手にするプレゼンに強くなれんじゃねーかな。狗医生なんつう無くてもいいグループに負けてらんねーっつの。生かそうねえちゃん。