あらしのよるに

映画観に行った。翡翠森林─狼與羊」原題「あらしのよるに」。

嵐の夜に非難した小屋で、お互いの姿が見えないまま会話をして友達になったオオカミとヤギの友情は成立するのかというお話。「ともだちなのに、おいしそう」というコピーが秀逸。

映画行きたい!とオットにクルマを出させ、駐車してくるからチケット買っといてと先に下ろされ、オットは席に着くまでなにを見に来たのか知らなかったのでした。こいつ2時間持つかなと思った。なんも知らないで座ったら子供向けアニメじゃねえ…

泣きレベルはティッシュ1枚分。オットも楽しんで見ていました。やたら時計見てたけどな。鑑賞後にメシっていたとき、オットに感想を言わせた。すると

「あまりにも自分と違いすぎる友達だと苦労するから、自分と似た環境のやつと友達になるべきだと思いました」

うわー真逆。読書感想文推薦作品、台無し。「…あなたの場合は、台客(タイカー。超典型的にダサくてイモい台湾人のこと)な友達じゃなきゃダメだと?」「ちっがうよ〜、ちょっと裕福な家の二代目ってこと」やなやつ…厭味もスルーしやがった。

オオカミの口のシーンで、こいつ絶対りょーを思い出してるなと思っていたら、帰宅後、「ガブ、ガブ」と、りょーをオオカミのキャラクターの名前で呼んで、口を開けさせて牙をいじっていました。ああ我が家は今日も平和だ、と思った。クロネコチンとりょーちんも仲良くなるといいな。