いざ、鎌倉!!! (ベタなタイトルで悪かったな!)

師匠が日本で、鎌倉に付き合ってくれました。

ワタクシはたぶん5年ぶりくらいの鎌倉。小町通は相変わらずショボくて、でもワンコ服ショップなんかできてて、あたしはぷーちゃんにオミヤゲを。師匠のところのコジちゃんとオソロ。八幡さんのちかくの蕎麦屋でもりもり食って、八幡さんに行ったよ。

ご神木。 白い藤。

八幡さんは何度も来ている場所なのに、師匠が「すごいねあの銀杏」と言わなければ、一生ご神木の大銀杏に気付かずにいたことでしょう。樹齢一千年だってさすげえよ。白い藤もとってもキレイでした。夜に撮影したらすごい写真になっただろうなー

愛想のない巫女さんからお札とかお守りをしこたま買って、絵馬も書いて、また小町通を流して、次どこ行こっかーと地図を見たら化粧坂」「源氏山公園」など魅惑的な名称があったのでそっちへ歩く。ひたすら。広い道路から外れたあたりで通行人が本格的にゼロに等しくなって、心細くなりつつも民家の間の小道を入ったらステキなことに。

階段。 新緑。

この小道の向こうには、神奈川県民ならみんな知ってる、切通(きりどお)し」っちゅーもんがあります。社会とか日本史とかで必ずやるから県民みんな知ってる(ハズ)。でも師匠は東京の人なので知りませんでした。それならとお見せしたかったのですが、これがもう、燃えた。

コレが切通しや!!!

切り通し… 三方を山に囲まれた鎌倉へ入るために尾根の部分を削り取り造った道。こうすることにより、交通は便利になるが、敵も侵入しやすくなるため、道を意図的に狭くしたり、尾根に沿って溝を掘ったり、山を削って切岸や平場を造ったりして、敵を防ぐ工夫をした。鎌倉七口と呼ばれる七つの主要な切り通しには、「極楽寺坂」「大仏坂」「化粧坂」「亀ヶ谷坂」「巨福呂(こぶくろ)坂」「朝比奈」「名越」がある。(by 京浜急行電鉄ウォーキング歳時記

イメージは道というより、道幅な溝、だと思ってもらえればいいかと。こちらもあわせてご覧ください。→鎌倉切通し。いやあ、ロマンですよ。トシを取るとこういうものがイイ!と思うようになるんだなあと、しみじみもした。切通しは地層が見えてイカス。ぶった切りました!という潔さがまたイイよね〜 山だからその坂っぷりもイイしさ〜 道も静かでさ〜。で、切通しな場所に登山路を作るとこうなります↓

一見コワイ。階段状。

でもほんのちょっと登るだけの、短い通路なので、細腕可憐な我々でも余裕でした。山を登ると

オッスオラ頼朝。

バックに見えるのは八重桜です。日本ならではの桜は俺を待っててくれませんでした。泣き濡れて足を進めると、切通しをムリヤリほじくった穴が入口の超イカス鎌倉の名所・銭洗い弁財天がござるよ!

銭洗いドーン

中に入ると、そんなに寒くないのに息が白くて白くて、フシギだった。湧き水のせいか? パワースポットゆえ? なんかわかんないけどすげえいいかんじでした。で、お参りキット(ろうそく3本&お線香&ざる)買ったんですけど、あとで思い返してみたら、たぶん俺らお参り方法間違えてた。次回リベンジしたい。洗ったお金は有意義に使えと書いてあったので、御神籤を引いた。ここの社務所は愛想良かった。見習え、八幡宮

しかし神社仏閣の類はいいね。心が清められる気がするよ。まあ気のせいだけどね。相変わらず黒々してますからね。すっかり新緑と切通しに魅せられた我々はこのあと調子付いて「大仏ハイキングコースも行こうか」とゆうことになりかけるも、俺の遠い記憶に拠ると、たぶん大仏に着くまでに日が暮れることが予想されたので、あきらめました。あきらめてハマで沖縄料理食った。もちろん飲んだ。つーか昼から飲んでたし。師匠いっぱい付き合ってくれてありがとう。

ビバ鎌倉。今度は朝から回りましょう!