家族で病院

週末は、またチビタンのお腹の様子がおかしかったんです。

来週は大阪出張もあって忙しくなるのでどうしたものか… また「ちょっと様子見よう」とかして膨れ上がったらヤバイし… と悩んだ俺は、AnimalsTaiwan のフリーマーケット出店用の寄付を事務所に持って行きがてら、動物の病気だのケガだののエキスパートであるSにチビタを見せて、指示を仰ぐことにしたよ。大阪中はSにチビタを預けるつもりだったし、その話もしたかったので。

Sはこれは感染だねえと言った。やっぱりか…。医者に見せておくに限ると言うので、病院に連れて行くというSのオファーを断って、どうせりょーも尻尾のカユカユで病院行くからついでにまとめて行くわ、と事務所から南京北路へ。(ちなみに事務所でりょーさんは、車椅子のワンコAriel スポ刈りジャーマンシェパードのCharlie に恐れおののき、自らクルマに戻ってしまいました。弱虫!)

南京北路の病院では入るなり「あーまた?」とか言われた(こっちのセリフだっつのー!!!)。でもチビタンの感染は入院するほどではなく、薬を出してもらった。今度は液体の薬。薬ですんでホントによかった。

りょーのほうは「なんかに感染したんですね」って。なんだおまえら、感染姉弟か。アンチ・チビタン派のオット「チビタンのせいだ」と言うので「違うよ!」と即座に却下するも「絶対そうだよ、チビタンが汚いからだよ」と言い張るので腹が立ち、「だったら白黒はっきりつけようよ!医者に訊けばいいじゃん!訊きなよ!」と言うと、オットは素直に

豚亭主 「先生、この小さい犬が汚いせいですか」
お医者 「いや、関係ないです(微苦笑)」

ほらごらん!!! ふんぞり返る俺。しかしチビタン失脚を執念深く狙うオットはさらに「そんなはずないよ。だって原因があるはずだもの」 「でもなんでその原因がチビタだって決め付けんのさ!」 「チビタンがなんかしたんだよ」 「決め付けんなって」 「だっていままでこんなことなかったじゃん」 「皮膚病っていうのはそういうもんだろが」 オット、俺を無視して

豚 「先生、たとえばこの小さい犬(チビタ)が原因ということはないですか」
医 「うーん… 咬んだりとかしますか?遊んでるとき」
豚 「しますします」
俺 「しねーよウソつくな!!! 遊んでるだけで咬まないよ!」

釈然としないオットは「じゃあチビタンが床を尿で汚すせいだ」 「しつこいな!だからそれなら皮膚的に弱いお腹とかにも症状出んだろが!じゃあ訊けよ!もうほんと腹立つなあ!!!」

豚 「先生、この小さい犬が尿で床を汚すせいじゃないですか」
医 「いや、違うと思いますけど」(呆れ顔)

つまらなくなったオットはそれでも「でも絶対チビタンのせいだ」とつぶやきつつ、チビタンを連れて診察室を出て行った。通訳のくせに逃げやがって…。で、りょーさんはというと、毛刈りして赤チン塗っただけ。爪も切ったのにタダだった。温情会計だなあ。やたら薬を出さないところもいい。チビタンは薬代を払ったけど。

というわけでりょーさんは尻尾の一部が毛刈りでハゲてて、なんかネズミに齧られたたいになってます。かっこ悪い…。舐めさせるなといわれたので、チビタン土星をつけました。そしたら見事にものすごく生気がなくなってしまいました(想定内)。チビタンのだからサイズがどうかなと思ったけど、サイズ云々は関係ないほどビビってしまって、もはや生ける屍です。散歩でも土星をつけたままだとオシッコもウンチもしません。水も飲まない。オオゲサすぎ。でもお留守番のご褒美のおやつは食べます。だから情けをかけるのはやめにした。

1週間くらいで治るって言われたけど。もっとはやく治るといいな。