黒い輪ゴムの謎

家の中で以前から、黒い輪ゴムの干からびたようなやつが死んでいたのです。

生きているのもたまに目撃していました。ミミズにしては動きが激しく、ミミズだったらこんなとこまで入って来れないだろうと、ずっとミステリーでした。それがさっきキッチンに。

いつもはティッシュでつまんで庭に出していたのですが、遊び心から、そいつをビニール袋に入れてみました。眼やウロコは確認できないんですけど、どーもヘビっぽい… 子ヘビかしら… と見ていたそのとき!!!

ベロがピロピローって!

ヘビだー!ヘビだったのかー!そうかーヘビかあ、と、なんだかうれしくなって庭に出してやりました。遠慮はいらない。存分に恩を返すがいい。

マッサージから帰宅したオットはヘビだったと報告を受けると、すんげえイヤな顔をしていました。無理もない。でも相当でっかいヘビになるためにはそれなりのえさが必要だから、こいつらはきっと家の中では育たないから、心配しなくていいのだと言い聞かせました。

ていうかなんか縁起よくね? 元気に育て。