クィーン・クロネコチン

クロネコチン、元気ですよ。今日も塀の上でよそのネコとケンカしてました。

ケンカ声を聞いてすぐに窓の外を見たら、クロネコチンが塀の上にいたので、すぐさま庭にりょー&チビを出してよそのネコをびびらせてこました。そのネコは当然逃げましたが、クロネコチンがいつまでも塀の上で唸っていたので、まだいるのね!クロネコチンを加勢しに出ました。はたしてネコは路駐のクルマの下で反撃の機会をうかがっていたので、フンガー!!! とか言って追っ払いました。近所の目は気になるが、いい仕事した。

クロネコチンはその後、夜も更けてからニャアニャアとかわいい声であたしを呼びました。ゴハンもまだお皿にあるし、なんですかとクロネコチンに促されるまま後についてゴハン皿まで行ったところ、クロネコチンがなにを要求していたのかわかりました。

ゴハン皿にナメクジがいた…

へんなのがいてゴハン食べれないから取れと。そう仰っていたのでした。ナメクジごときであたしを呼び出すとはネコってヤツは… 普段はろくに触らせないくせにこういうときだけあたしを使うことを惜しまないだなんてホントにネコってヤツは… 実に女王様ですよ…。眩暈がするほどのネコステキステキ感にぶちのめされました。ネコタマラン。

ナメクジはゴミをつまむやつで挟んで捨ててやりました。ネコのためなら労力を惜しみません。犬だったらナメクジくらい自分で何とかしろって言うけど、ネコじゃね。困ってるネコ放っておくなんて人間の風上に置けないわよね。