台湾犬の運動能力

チビタ君、ちっこいと思ってたけど、だからチビタなのに、もうちっこくねえ。

寝床兼留守番部屋にしているケージがもう小さくて、まあ体伸ばして寝られるくらいなんだけど、それでも留守番では退屈してトイレシート噛んだりするので、浴室に入れて留守番させようと思ったわけ。それで子供用安全門(ドアにつける柵)を買ったわけ。1400元したわけ。

さっそくつけて浴室にチビタぶち込んで、「イヤー」と泣く彼を置いて家を出たよ。そしてステちゃんちへ。買い物して帰ってきて、家を空けたのは5時間くらいでしょうか。玄関に立ったらりょーの「ウレシイ声」がいつもの「ウレシイ声」ではなく、「チビタおまえはいいのよ!」な、怒気をはらんだ声で。あーあと思いつつ開けたら、案の定チビタ君、脱獄してました。

高さ90センチでもダメだったか… ちいさいころから入れて、「これはボクは出られないもの」って思わせないとダメなのかねえ。出ようとするとビヨーンと跳ね返って怖くなる、「チビタ返し」もつけたんだけどねえ。ものともしなかったようです。

被害は俺のヘアターバンと、みかん2個。みかんはあたしが与えるやつは喜んで食べるけど、皮のままかじったらマズかったらしく、穴があいたやつが床に転がってました。ソファにはあがらなかった模様。そしてりょーさんは、チビタの悪行の数々を、ソファで寝そべりながら眺めていた模様…

まあいい。いいよ。いいさ。そう思えることに、自分の成長を感じました。