この道はいつか来た道

ああーそうだよー チビタさんーとー 3人であるいーたー

りょーとチビタと3人で歩いた道を歩きながら、りょーがやたらビビッて右往左往するので、なんだよもうとイライラしながら、チビタがいたときはあいつが先導するように歩くからりょーもつられてて、あれって意外とラクだったんだな、と思ったら、泣けて泣けて、りょーはただでさえ歩き慣れない歩きたくない道でオロオロしていたところにいきなりママも泣き出すからさらに恐慌に陥り、ふたりで泣き顔で獣医到着。あんなに尻尾を丸めたまま歩く犬を初めて見ました。歩きにくくないか。

帰り道にへんてこ牛肉麺屋の前を通りかかったら、子犬が道端につながれていました。もじゃもじゃでこげ茶でコロコロしてた。これはでかくなるぞーという様子の幼児。5ヶ月くらいかなと歯を見たら、ウチに来たばかりのころのチビタのようで、あああれからちょうど1年と思い出したら泣けて泣けて不審者と化しました。

なんとか持ち直して、もうあとちょっとでウチだというときに、不意に白犬が現れてりょーと挨拶。白犬はチビタにやたらなついていて、よく一緒に散歩した。白犬、チビタはもういないんだよと報告のつもりでなんの気なしにつぶやいたら泣けて泣けて、ひいーーーとうずくまる俺に首をかしげる白犬。うなるりょー。白犬が俺を泣かしたと思ったのでしょうか。

カナシミポケットはいつどこで口を開けていて、なんかの拍子に俺みたいのが落ちてくるのを待っているようです。悪質だ。今日はなぜか何度もまんまと落ちてしまった。気をつけたいものです。対策募集中。