ノミっ子りょーちゃん

師匠がつけたタイトルです。画像は俺の足元でぶさいく顔でうとうとしている娘さんです。ひどい顔。

この季節になるとりょーの皮膚がトラブります。かゆがるりょー! すりむける皮膚! 悲鳴を上げる娘! 叫ぶ俺! 効かない薬! というわけで もう薬など使わん! と決めた。少なくとも今の時点では。臭いし効かないし高いのに長期間使ったらどうなるか不安では、使い続けられませんよ。でもそのままノミをつけておくわけにも参りません。皮膚の弱い子はそれでアレルギーになるからです。もうなってるかもしれない。痒がって掻いてて、自分でうっかり痛くしてしまうとりょーは小さく叫ぶので、それを聞くと胸が張り裂けそうになります。おおげさなんだろうけど。

そこでにんにくです。AnimalsTaiwan でも犬の体の虫落としに、ゴハンに混ぜて食べさせています。ネギの一種ですから、犬は体質的に受け付けない子もいます。そういう子は食べるとすぐに吐くとか下痢をするとかしますんで、すぐわかります。あと貧血起こしたりするんだそうです。ガラス細工のように繊細で乙女の柔肌のような胃壁を持つであろうりょーは大丈夫かしらと心配しましたが、ゲロもゲリもしませんでした。さすがだね台湾土狗!野菜と一緒に火を通したのがよかったのかもしれません。

そしたら師匠が、ビール酵母も虫除けにいいらしいと教えてくれました。師匠はこういう犬関係のサーチ仕事が異様に速いです。異様です。その知識をひけらかしたいばかりに、ウチに大量のノミをけしかけたのではないか、一連のノミ騒動は師匠が黒幕なのではと思うほどです。実際メールで「りょーの皮膚が今年も大変」と書いたらすぐさま「詳細教えろ!」と返事が…。まあ師匠の謎は置いておいて、ビール酵母か!と鼻息も荒く、教えてもらったその日のうちに薬局でビール酵母ゲットしました。さっそくごはんに混ぜて食べさせています。

食べ物での虫除けの効果は、数週間で出るそうです。待てねーなあ…。りょーはすでに部分ゲーハー。ノミアレルギーかも。かゆいのを掻きすぎて血が出てしまったところもあって、そこにクリーム塗りながら、ママがかわってあげたいっと、りょーを抱きしめてはめそめそするのでした。りょーはチビタと違って掻くのをやめろと言ってもやめないし。普通やめねーか。

つーか俺も散歩で公園行くとノミに食われます。それくらいノミがいるんだよ今年はっ! あー腹立つ。下等生物の分際で。なのに万年お外の野良犬たちの毛はふさふさしています。生まれてこの方洗われたことなどございませんというフレグランスで風下にしゃがむ俺の鼻を曲げるくせに、なんであんなにふさふさなんだろ。いいことですけど、不思議。

雨上がりの散歩禁止令を発令しました。娘さんは「ママ、夕方の活動のなにかをお忘れですよ」とアピールに必死です。心を鬼にして無視です。