林氏花園@板橋

土曜日にオットが板橋の林氏花園に連れて行ってくれました。

屋根はよかった
盆栽もよかった
クジャクがいた

でも肝心の建物が… 古さを殺す直しっぷりでさ…。へんな色に塗ってたりで。ガッカリで。オットは早々と姿をくらまし、積年の疑問であった「なぜ中華な古代建築は部屋と部屋の敷居(ドア下)があんなに高くていちいち跨がせるのか」を知るためガイドツアーの最後尾に混じっており、なので俺はひとりで園内の大木に興味を移して黙々と撮影してました。なんでかわかんないけど、根を張りまくるかんじに魅入られたのです。

オット失踪前


←これ気になったんですけど。花園に隣接している、悪いけど薄汚いアパートなんですが、それがこれでもかと緑の金網で覆われているんです。物を投げ込まないようになのなかあ。転落事故防止か。それにしてもひどくねーかなー。美観とかちょっとは考えてほしい。あとここでは台大の美術系かなんかの卒業製作展示もやってたんですが、モダンと古代の融合大失敗みたいなかんじで、これもお粗末だった。板橋くんだりまで来てわざわざ入場料プラス駐車代払って入ってんのに、なんでへんてこ展示で汚された伝統建築を見ないといけないのかわからなかったですよ。いいとこだって聞いてたから、ガッカリも倍増。

←これも気になった。こんな字見たことない。中央ホールで、これと同じものの石拓を取ってるボランティアスタッフ?のようなひとがいたけどご友人とご歓談中だったので質問できず。なんなんでしょう。なんか役人用語かなあ。

龍山寺

ついでに龍山寺へ。台湾に住む前には、あたしが台湾に来るとオットがここへ何度かつれてきてくれていたそうなのだけど記憶にない。夜市は来たかも… なんかすごい百年老店のカキ氷食った気が…。龍山寺はガイジンがいっぱいでした。若いガイジングループが、やはり若い台湾人ガイドにすごい顔で質問をぶつけている様が印象的でした。なんかもー悲痛なまでに「なぜ?!なぜなの?!」みたいな顔でした。そういうもんだと理解できないのだろうか。なぜそうかなんて、ガイドに説明できるのだろうか。習慣なんて。

というわけで林氏花園は濱江路の勝ちー。口直しにまた行こうっと。

■ 林本源園邸@板橋
http://www.linfamily.tpc.gov.tw/web/Home?command=display&page=flash
■ 林安泰古跡民俗文物館@台北
http://www.ca.taipei.gov.tw/civil/lin-an-tai/index.htm