我が家横断クロネコチン

深夜12時すぎに、クロネコチンがニャー!と呼んだのです。

りょーが ぐはー!と玄関に走ったので、ごはんかい、と庭に出たら、彼女は3階のバルコニーにいたのです。りょー間違えた。問題は、3階にいる彼女が、わざわざ1階まで降りてきておとなしく飯を食うわけがないのということです。なぜかはわからないけれど、3階で呼ぶのにも理由があるらしく、3階で気が済むまでかまって差し上げないといけない。しかし今は深夜。 ニャーニャー言わせてガウガウしている場合じゃない。そうこうしている間にもクロネコチンは「3階だってばぁー」ニャー!ニャー!攻撃を止めず。

なのでりょーと3階へ行き、りょーを客間へ閉じ込め、書斎のバルコニーの網戸オープン!好奇心丸出しでさくっと入ってくるクロネコチン。もう何度か室内へ誘導しているので、戸を開ければ入ってくることは入ってくるのです。

当然を装ってクロネコチンこっちだよー」と、先に立って階段を下りてしまいました。クロネコチンはニャー!ニャー!と興奮したかわいい声で鳴いて、ついてきました。階段の途中で待ってたら、トコトコ降りてきて、壁にウフ〜ンウフ〜ンって、してた。余裕だよ。

1階のリビングまで来たら、なんか慌てた様子でダイニングテーブルの下に入って、 ウフ〜ンウフ〜ンってしてました。玄関開けてやったら出てった。

のこのこ3階から1階まで、家の中をついてきたクロネコチンの意図がわからない。彼女のキャラクターじゃないと思うんだけどなあ。ていうか俺も、なんでいきなりあんなことを思いついてやったのかわかりません。でも楽しかったです。クロネコチン、室内飼いいけるんじゃないのかなあ〜

いちばんわけがわからなかったのはりょーさんでしょう。なんの前触れもなくママに閉じ込められて、出てきたら家中クロネコチンのにおいがするんだもんびっくりしたよね。開放したら警察犬になってた。すごいヤル気出してた。

クロネコチンは本当にミステリアスでかわいくてたまりません。またやろ。