こんなに仲良くなったのに

ロープアソビデース
タノシイデース
リョーサンビクトモシマセーン

明日にはスキッピーのパパママと弟がお迎えに来ることを、本人もりょーも全然預かり知らんよ。それは気の毒なことだなあと思うのは人間側の勝手な思い込みなんだろうけど、では彼らがなにも変わらないかというと、はてな。われわれ全員に変化があることは確か。

りょーはちょっとさびしくなるだろう。いや、ウソ、どう美化しても「あーせいせいしたー!」だろうなあ。スキッピーはまさかパパママがお迎えに来ると思ってないから、そりゃー喜ぶだろう。そしてうちにいたことなんて忘れちゃうんだ。でもたぶんまたうちに来れば「あ、ここ来たことある」って覚えてるだろーな。そしてあたしはスキッピーの中で「ママの友達の、ボクを怒鳴るけど遊んでくれるおばちゃん」から、 「暫定的にボクの生死与奪の鍵を握っていたおばちゃん。逆らうとやばい」に格上げになるのだろう。そしてあたしは家の中でもういないスキッピーの面影を探すの。もう足元を気にしながら階段を登らなくてもいいの… ウエーン。

バテバテデース

オットでさえ、スキッピーをうっかりチビタと呼んでいたのが不思議でした。似ても似つかないのに。あたしなんかもう何回間違えて暗くなったことか。末っ子で男の子で、まめに声をかける必要があるという性質が、まちがいを呼んだのでしょう。ウエーン。