お気の毒ルナっぺ

ルナルナのお母さんとメールでやりとりしてます。正直に報告しましたよ、ルナっぺがりょーに噛まれたこと。

りょーにも言い分はありますから、ルナが先にやったことも書いたさ。そしたら「ルナがそんな悪い子でいるなんて申し訳ない!」って。飼い方とか飼ってる環境のご質問もご遠慮なくって書いたけどりょーのことは不問でした。常識的な方みたいでほっとしました。訴えられっかと思ったよー。

ルナママさんは、「たまにルナを思い出して夜泣くほど」ルナっぺを溺愛してるから、てっきり子犬のころから飼ってたんだと思い込んでたよ。だってルナっぺぶさいくだし。子犬のころはかわいかったのであろう、と勝手に思っていたよ失礼にも。そしたらルナっぺ、今のおうちは2歳のときにもらわれて以来なんだそうだ。それまではどこをどうしていたのか、転々としていたらしい。 「そういう生い立ちだから、もしかしたらルナは、普通の犬よりも『安心感』が足りないのかもしれません」ってお母さんが言ってた。

ルナっぺにそんな不幸な過去があっただなんて…

犬にとって一番の不幸は、このひとと決めた飼い主に、飼い主の都合で去られることじゃなかろうか。そうかルナスケ、苦労したけど強運だなおまえ、としみじみルナっぺを見つめたのでした。いやー、そんなこと聞いちゃったら、あんまし蹴れなくなっちゃうー。

ルナっぺはぶさいくだけどプードルに生まれてよかったね。プードルだからここまで生きてこれたのかもしんないね。おまえはめんどくさい子だけど、おばちゃんはおまえに会えてよかったと思ってるよ。りょーは同意しかねると思うけど。ひとに歴史ありですね。

さ、気持ち切り替えなきゃ。切り替えて蹴らなきゃ。