おいおい新年早々積年の夢が叶ってしまったよ信じられない夢ならさめないで

ひざの上にミツビシ、隣に、りょー
んー?
なにー?
ボカスカ

もうねーマジでたまらんよ。りょーさんは全然だいじょうぶです。彼女がここまで理想的な犬だとは…うれしいけどつくづく、鳥肌ものですよ、ありがたすぎて。たまにミツビシをなぎ倒して軽く踏んづけてみては反撃に遭ってびびって飛び跳ねたりしてますが、やめろって言えばすぐに退くので大助かりです。

ミツビシは子猫らしい子猫でね、放っておくと勝手にチャカチャカいろいろ探検してるんですけど、ネコ語で呼ぶとちゃんと戻ってくるの。そんで俺がソファにいるとひざに乗ってくるの。ひざネコ万歳!!! するとりょーが遅れを取るまいと俺の隣にべったり座るの。するとミツビシが当然のようにりょーにネコパンチの雨を降らせ。りょーがソファで喜ぶと、振った尻尾に襲い掛かるし。かわいいけどりょーが超必死かつ困惑顔なので、手放しで笑えません。俺とオットがソファに座ってるところにミツビシが当然のように来たとき、りょーさんは必死こきすぎて俺とオットのひざの上に座りました。いままでそんなことしたことないのに。グラッグラしながら困り顔でミツビシの動向を見守ってたよ。この場所は渡さんってかんじなのかな。バカだな… おまいさんは犬だから、ネコ様にかなうわけないのよ…。

ミツビシはりょーの無防備な背中を見ているとその毛感ゆえに母親を思い出すのか、りょーにくっつこうとします。でもりょーはそれをよしとしません。ミツビシが触れると飛び上がって「なんなのよ… ちょっとやめてよ…」みたいな顔してすごいひきながら体勢を変えます。ミツビシは懲りずに忍び寄り、飛び上がって逃げるりょーにパンチをくれ、笑うあたしに、りょーが困り顔。たまらん。

でもミツビシ里親募集広告に、さっそくおひとりメールをくださいました… ありがたいけど、ああっ!!!