シーナがうざくなってきたぜ

トガさんは昨日よりも元気になっていました。よかった!

でもキャベツを差し入れたのに、見向きもしなかったぜ!あんなに好きだったのに。そこまでテンション上がってないってことかな。下毛が抜けずに茶色くこびりついているのを、ラバーブラシで えっさほいさ、延々延々延々延々、もじゃもじゃもじゃもじゃ、取りました。どうなってんだこれってくらい取っても取っても抜けるはずの下毛の茶色が消えない。黒いピカピカのトガを返せ!トガはおりこうなので、嫌がらずにずーっと俺の膝枕で目を閉じていました。なにしてもいいからそばにいてくださいってことだったのかなあ。

犬仕様に切ったキャベツは残しても仕方がないので、キャベツ食べる犬・食べない犬調査に乗り出しました。老犬チャーリーさんがキャベツに興味を示して、キャベツのためなら天敵トビーに吠えるのをピタリと止めるほど気に入ったらしく、複雑な気持ちになりました。老兵らしく誇り高くあってほしかったのだ。キャベツごときになびくなんてチャーリーさん、見損なった…

… あら…? なにか視線を感じるわ…?

こっち!こっちよ!

うわ、シーナだ。シーナはボール狂で、ボールを投げてくれた人間は決して忘れず、何度でも何度でも何度でも何度でも何度でも、ボールを持ってくるのです…!

さあ!さあ投げて!

最初はボール持ってくるシーナ、かわいいなって、思ったんです。うちのりょーさん、あんましボールに執着ないから。でもシーナのはもう、中毒というか異常。Rita も「シーナのはもう、強迫観念に近いかもね…」とドン引いてます。Rita はいつも作業で忙しいのでボールを投げませんから、シーナもわかってて、ヒマそうなボランティアだけを狙って迫りますよ。こんな笑顔で迫られたら、投げないわけにいかないでしょ…?でもボールが汚れたりすると取りに行って手ぶらで戻ってきたりしやがります。勝手にしろ。

AT事務所は楽しいよ。ほんと楽しい。気兼ねせずに行ける自分は幸せだなあと思います。最近若くて働き者のスタッフが増えて、おばさん行ってもおいしい仕事(清掃等)はもう終わっちゃってて、遊びに行ってるみたいで申し訳ないんだけども。