銀行苦手

チンガポールの口座を管理するのに、インターネットバンキングを利用しているのですが、ズボラな俺はその手続きに必要なレジスターコードをなくしました。しかもなんかめんどくさくてデバイスが届いてから3ヶ月以上登録をしていなかったので、あと30日以内に登録しないとダメですよレターが書留で届いてしまい、重い腰を上げる羽目に。

銀行のお客様電話に電話。先日夜中にかけたときは、どこの下請け国に転送されたのか、おっそろしく声の小さいおねえさんに当たってしまって会話にならなかったのだけど、今日はちゃんとチンガポール訛りの元気なおねえさんでほっとした。レジスターコードなんて、デバイス本体とユーザーIDと暗証番号が揃ってないと悪用できないんだから、電話での本人確認も簡単なものだろうと思っていたらところがどっこい、パスポートナンバーやIDナンバーにはじまり、銀行にある口座すべてのナンバー、最後に発行した小切手のナンバー、その小切手を切ったチェックブックの最後の小切手ナンバー、デバイスのシリアルナンバー、などなど、 「ごめんなさいちょっと取りに行かないと…」「どうぞー」を繰り返しました。意外と厳しいな!

本人確認が成功して、レジスターコードのコピーを郵便で送る(所要時間4日)と言われたので、それでは期限の30日に間に合わないと青くなり、テキストでケータイに送ってもらうことに。申請時に登録しておいてよかった、携帯の番号…。SMS送ってもらうだけなら30分だもん。無事に登録が済みました。便利な世の中になったもんだよねえ…

日本の銀行のインターネットバンキングはどんなんなのかな。チンガポールのはどこの銀行も、キーホルダーみたいな小さいデバイスをくれて、ログイン時にそのキーホルダーのボタンを押すごとにランダムにピンコードが出ます。そのピンコードでログインするの。ユーザーIDとデバイスを奪われない限り、安全なの。移動中にうっかり押しちゃったりした場合はどうなるんでしょうねえ。お客様ラインに電話すれば助けてくれるんだろうけど、あの本人確認じゃ、出先では不便だろうなあ。まあそこまで便利になる必要はないけど。