ノリスケ、謎の行動
「ちょっと… ノリスケちゃん、近いんだけど…」
「占領成功でちゅ」
今日いつものように俺真ん中、りょーさん左で、ノリスケ右の3人でソファにいたとき、ノリスケが急にりょーの背後に回り、りょーさんはそこまでネコと仲良くなる気はないので「ななななんなのよっ」とキョドり、それでもノリスケはぐるぐる言いながらさらに密着せしめんとし、りょーさんたまらず床へ。りょーは弱すぎです。
さてノリスケが来てからというもの、うちに来客、なかったらしい(みんな来いよ!飲もうぜ!)。で、本日栄えある来客第一号がいらっさいました。中学時代の友達Aの弟が、台北駐在になって単身で台北に暮らし始めて1ヵ月半なので、メシに呼んだの。友達の弟と、メシ… という、どんなテンションで臨んだらいいのかさっぱりわからないまま、弟と同じ歳の地元の後輩と我が家でビールとゆーのは、楽しくも不思議でした。
A弟、台湾では生野菜が食えないと思い込んでいたとかで、野菜不足を嘆いており、出された野菜をもりもり食っていた。普段なに食ってんのか聞いたら吉野家とかぎょうざとか鬚親父とか言うのでびっくりした。そんな食生活の大手日系商社の駐在、いねー。会社の先輩の方針で、台湾駐在になった社員はまず二二八記念館で勉強することが義務付けられているそうでご立派なのだが、そのまえに定食屋マップでも与えたほうがいいのではと思った。
ノリスケはA弟(一家でネコ好き)が近くに来ると じろり と彼を見上げていて、その様子はなかなかかっこよかったです。触られそうになるとマッハで逃げてましたが。でも談笑中は俺の膝に来て寝ていたり、A弟をステップ代わりに食卓に上がろうとしたり、怒られると退散してみんなが見えるところでくつろいだり自然にしてました。子供のくせに堂々としたもんでした。
■最近わかったノリスケの奇行:
- 呼ぶと飛んでくる(ネコなのに!)
- 進入禁止など叱ると理解する(ネコなのに!)
- 2階のトイレでうんこした(ネコなのに!)
- 水を飲むときまず水面を手で叩いて確認
- 浴室の床の水滴が大好物
- かなりどこでも寝る。どこでもだ。たとえば俺がうんこしてるのを見ながら浴室の床で寝るんだ。
2階のトイレでうんこ、補足します。このトイレはりょーは立ち入ることさえ禁じられているのに、居候犬たちが皆、教えられてもいないのに勝手に入って用を足すミステリアストイレなのです。でもノリスケはネコでしょ。ネコは砂っぽいところで用を足したがるものでしょ。なのにシャワーの排水溝の脇に、ノリスケのうんこが。びっくりしました。犬ならまだ「ああ1階のトイレのパイプとかとつながってるからにおいが同じなのかな」と納得することもできましたが、ノリスケはネコですからねー。この2日間でもう2回目撃してるんだよねー。不思議だよ。