それはいけないノリスケ

上目遣いはやめろって、何度言えばわかるのノリチュケタンはっ!

反則技を日々繰り出すノリスケ。もう若くない俺の心臓が危うい毎日です。そこへりょーがふらりと現れてノリスケをくんくん嗅いだ日にゃあ、それをノリスケが爪の出ていないまんまるお手手で鼻っ面にいっちょまえネコパンチで迎撃した日にゃあ、俺の心の中のYoutubeがエンドレス再生で1日なんてあっという間の釣瓶落としですよ。小動物が俺の人生をめちゃくちゃにするよう!

普段夜は自分で棚に入って寝ているノリスケさんが、昨夜遅く帰宅したオットと俺の会話を聞きつけ

オバチャンまだ起きてるでちゅね

寝室へやってきて、ひらりとベッドに飛び乗りました。反射的にりょーさんを見てしまう俺。

…ベッドに乗っちゃいけないのに…

ママはどうしてノリスケちゃんを叱らないのかしら。ううん、叱るわ。ママなら叱る… と俺を見るりょーから目を逸らし、オットの手前、「ダメじゃんノリスケ!」とノリスケをベッドから下ろしました。

あ、そうでちゅか

淡々とベッド脇を歩いて、りょーベッドに直行。

…りょーのベッドなのに…

今日は涼しいからベッドで寝ようと思ってたのに… と俺を見つめるりょーから目を逸らしあまつさえメガネも外して職場放棄して寝ました。したらなんか夜中にりょーが ギャワン! とか言って、うるせーなと思ったらそれに前後してオットが寝ぼけたすがるような声で「…S(俺)、ネコが」。見るとノリスケがオットの脚を枕に寝ていて、あっごめん!とノリスケをベッドから下ろしたところ、りょーさんがりょーベッドでしっかり丸くなっており、

りょーさん地盤を主張 → ノリスケ退散 → おじちゃんの脚で寝たれ → Sネコをどうにかして

小動物があたしの睡眠を妨害するよう!かわいいんですけどねー

昨日は一日中イヌネコを従えてリビングのソファでゴロゴロしてたから、ノリスケに添い寝癖がついてしまったようです。ダメなことはダメって言うと聞く子なんで、一晩中添い寝しなくてすんでよかったけど。実家のぷりんさんは気まぐれで添い寝を主張するくせに、ちょっと動くと爪を刺す(ひっかかない。動いた罰として爪を皮膚に食い込ませるの陰湿なの)から、自主的金縛り睡眠&謝罪でろくに休めなかったもんだ。それに比べたら!