天才ジャッキー

散歩のときに顔知ってるひとみんなに「また新しい犬?」って言われる。そのたびに「友達の」と答える。3匹目だねって言われたときには固まってしまいました。じゃあもう1匹はどこに… ってまさかおじいさん、あなたには見えるの?!チビタが?!

にこにこジャッキー

近所の朝ごはん屋台のおばさんがジャッキーを見て「あらかわいいー!」と言ってきたので投げやりに「欲しかったら差し上げますよ。この子の飼い主、この子のこといらないっていうんですよ」 「えー!」 「あたしに新しい飼い主探せって。預かりは一週間ですけど、ひどいんですよ」 「買ったら高いのに」 「…はあ、まあ、ええ」 やっぱカネか、というトークでその場を辞したのですが明けて今朝、おばさんとその姉妹が俺を見つけるなりすごい遠くから

「送養するって言ってたその犬、タダーーー?!」

近くに行くまで待てないおばさん。 「タダですよー(確認してないけどいくらなんでもこの期に及んでカネ取んねえだろ)と答えたら、なんとジャッキーは、娘さん(小学生・超犬好き)がずっと欲しがっていたまさにドリーム犬なんだそうで。おばさんはてっきり短い毛のほうが欲しいのかと思っていたらしく、惜しい、と思いつつ娘にジャッキーのことを話したら、それ!長毛の赤茶色いやつ!ということでジャッキーがビンゴだったの。ワーオ。

とりあえず飼い主帰ってきてから承諾得ないとダメなんで、その間あたしが室内のしつけを入れるだけ入れますということになりました。おばさんは、なにを買えばいいかとかすごいノリ気で期待できそう。ということでりょーの冷たい視線に耐えつつ、せっせとしつけています。すごいよりょーさん、俺の背後で じとーっ としてるよ。責めてるのあたしを。新入りにかかりっきりのあたしを。悪いけどジャッキーはここが瀬戸際なんで、わかって…!

ジャッキーさすがに名犬ですわ、超かしこい。あたしたちまだ会って3日目なのに、だいぶ言葉をわかってきた。昨日まるでダメだったトイレも徐々に成功してきてるよ!夜鳴きも昨日の夜ドア蹴飛ばしてから静かになった。このやり方どうかと思うけど、山の中の一軒家でもなければ無視し続けるなんて悠長なことしてられないからなあ。ドア蹴ってる音も近所に聞こえてるんだろうけど数発だし。

しかしダックスフントって、ありえない形状だよね。アナグマかウサギの猟師でもなければ、どこがいいのか、さっぱりわからない。甘えて立ち上がると、あああ椎間板ヘルニアが、と背筋が凍るし、引っ張りっことかしてても あああ腰だいじょぶ?で、疲れる。ダックスフントの飼育書が必要だわ。ネットで中文の資料探したけどいいのなかった。トライアウトのときにおばさんに持たせてやらねば。

おまえらなにやってんだ

こいつらは結託してジャッキーの食べ物を狙うのです。カサノバなんてベビーゲート飛び越えてジャッキーのごはん皿に顔突っ込むよ…。

カサノバさんはなぜかジャッキーのケージに入るのがブームで、入って、天井の出口から出て、なんかウキウキしてます。すごいレベルの低いキャットタワー状態でハイになってる。出たり入ったりしてる そんな姿見てるとおばちゃんキャットタワー買っちゃいそうだからやめて…

りょーさんは、ジャッキーの留守番に買ってやった、噛む力の弱い子向きのおもちゃ(フードが入れられる)を奪っているところ。どこに出しても恥ずかしくない噛む力を誇るりょーさんなのに、意外なことに、このおもちゃに全然歯が立たないの!なんかふよふよしてて逆にダメらしい。「ムリ。ママおねがいー」と、持ってきます。食い物は誰にも触られたくないりょーが、持ってくるの!意外すぎて自分の目が信じられませんでした。

あっそうだ、土曜日にMeetPetさんの譲渡会にカサノバと参加します!ああー!