そろそろ小花の広告貼りまくらなきゃだわ

夏時間散歩にしないと力加減を知らない小花が炎天下爆走族で干物になってしまう今日この頃。でもこの体調で早起きは無理。

公園のバナナの木
その根元
あぐあぐー
ビリーッ
ほんとに調子悪かったとき、でも散歩だけは這ってでも参りますから、公園に着くなりふたりを放していつもは座らないような木陰に座り込んでぐったりとうんこしっこ待ちしてたんです。

そしたらりょーが普段お目にかかれないような立派な椰子の皮を発見して、ウキウキで咥えて横を通り過ぎていったんです。俺と小花に見せびらかしながら。向こうの芝生に持っていってたまに引きずって振り回しつつビリビリに解体するのです。

「あーりょーちゃん、悪いけどそれ今日あきらめてくれるかなー。ママ調子悪いからさ、ふたりがうんこしっこしたらソッコーでおうち帰りたいんだよね…」とひとりごとのように言いましたら、聞こえたのか、りょーはキョトンとした目であたしを見て、しばし考え込んでから、椰子の皮を放置してうんこをモリモリして、それからまじめな顔でまっすぐ俺のところに戻ってきたのでした。で、「行こ」って、俺のリードを待ち…

やさしい…! なんてやさしいのりょーちゃんは…!

いつもは帰る時間になって呼んでもチンタラチンタラ「まだ遊びたいー」「帰る前におしっこ。場所決まらないー」ってなかなか帰ってこないで怒鳴りつけられてやっとすごすご作り笑顔で戻ってきて怒られるのに! やっぱ違うわ娘は、有事に違う。自分で産んだ子は違う。小花もカサノバも撃沈した俺に遠慮もくそもねーもんあいつらは。カサノバなんかソファで死んでる俺の腹トランポリンみたいにしやがるもん。やっぱ違うわりょーは。飼い犬っつーか娘だよ。感動した。そして俺は自らの体調管理のせい(および厄年のせい?)で満足にクオリティ散歩を提供できない自分が不甲斐無く、体調はどうかと電話をしてきた母親にりょーの話をして涙声になるのでした。

なのにりょーの写真がないとはこれいかに。