クロネコチンと公園のみんなたち

クロネコチンはえーっと、去る6月30日に凱旋いたしました。

待たせたわね

ほんとうにお待たせしてしまって…
クロネコチン様は車庫でネコキャリアーを開けると、なにごともなかったかのようにのっそりと下界に降り立ち、すぐさま俺に甘えだしたのでした…!届けてくれたAT のRもびっくり…。

8ヶ月もの長期間に及ぶケージ生活で、どんだけ筋肉が衰えちゃったかと心配していたけど、ネコってだいじょうぶなもんですね…。クロネコチンがだいじょうぶなだけか…?そっこーで缶詰を平らげると、りょーノバに存在をアピール。

クロネコ姐さんだ…
ひっ
ひえぇぇぇぇ

眼力ひとつでノバの腰を抜かさせる、そのカリスマ、健在!!!

そしてクロネコチン様は夜の闇に消え、2日戻らず、俺は食中毒でダウンしていたので探しに行けず、心配してたらまたなにごともなかったかのように帰ってきました。片目の上に麻呂ハゲを携えて…。どうやらどこかで誰かを血祭りに上げてきたみたい…

とゆうわけでクロネコチン様はお元気です。ご心配おかけしました。ネコの神様、いままでクロネコチンを守ってくれてありがとう。あとATのスタッフたちにもお世話になりました〜。ああ俺たちはみんな、助けられて生きてる!

そして公園の おんらい、小花、キツネちゃん ですが。おんらいと小花は常々、近所のキチガイババアに棒で追い掛け回されていたのですが、その連日の攻防は、実情を知らない第三者から見ると「危険な犬と自衛する老女」なわけで、無実のおんらいと小花はなんと、公園を追われるハメになっていました!

以前から公園の子たちを擁護していた「女学校のひと」によっておんらいと小花は、公園の上の山で、オリに入れられているそうです。じゃないと逃げちゃうから。公園に来るとキチガイババアと揉め事になるから、オリに入れるしかないそう。愛心オバサンの張太太も、閉じ込めたくはないと心を痛めていた。そんなことになっていたとは。

逃げ足の速いキツネちゃんだけがオリに入れられることなく、山と公園を行き来してます。キツネちゃんはあたしを覚えていて、夕方の散歩で会いにきてくれる。うれしいけど、さびしい。なんかいい方法ないかな… でもあいつら飼い犬クオリティじゃないし、飼われることで幸せになれるタイプじゃない。どうしたらいいんだろう…

てなかんじです。あんま明るい報告じゃなくて残念です。

そうそう、クロネコチン不在の間に、新勢力が。その名も「京都」(仮)。クロネコチンの母ネコ(故人)にそっくりの模様の、公家顔の体格のいい若いオスネコです。関係者といえば関係者なんだけど。こいつがちょっとおかしいんだ…。性格が…。なんだかいやな予感がするんだ…。またご報告します。