ブーンとかワンとか

家の向かいの宿敵●●農場のでかい木に、でかい蜂の巣があったんだ。

俺たちが帰宅したとき(6月)はほんのドッジボールくらいのサイズだった。それが日を追うごとに人の頭大くらいになり、夏に巣が巨大化すんのはやばい蜂と聞く…やべえな…と思ってて日本帰国しちゃって、戻ってきたら一抱えはあるであろうハート型に肥大しており、絶句。消防署に電話しようとオットと話していたんだけど忘れちゃってて。
昨夜寝ていたら家の外、道の向こうくらいの距離から拡声器でなにやら指示を出すような声が。音が割れててなんて言ってるか聞こえないけど、もう11時だし、パトカーの「前の車止まりなさい」みたいな音声にも似ているから、不穏だなあと思い不安になってオットを起こしたよ。

「●●農場からだ」 窓から見ると、敷地内の照明すべてを不自然に完全に落とした真っ暗な中、たまにフラッシュライトで重機が見えるの。こんな時間に。なにかイリーガルなものを運び込んでいるに違いないと、オットは警察にお電話。

したら翌朝、洗濯しにベランダ出て気づいたの。蜂の巣がすっかり消えていた!そんで散歩に出ようとドアを開けたら、地面に何匹か、虫の息の蜂さんが元気な蟻さんにわっせわっせと運ばれていて…。

深夜の拡声器は蜂狩り大作戦だったらしいですわ。深夜にやるんだねー。まあ営業時間中にはやれないだろうけどさ。台風来たら巣、落ちるだろうし、そしたらこっちにも飛んでくるんじゃないかと危惧していたので処理してくれてよかった。蜂さんたちには気の毒だけどな。

あと近所のコンビニを拠点に、ニュー野良犬登場。小黒。でも小さくないの。りょーくらいでかい。体格もいい。毛がフワフワ長いのが混じってて、凛々しく若い無口な男子。無言でえさをねだる。

小黒はコンビニのオーナー(隣接する住宅にお住まい)が餌をやってかわいがっているようなのでだいじょうぶそう。

あたしらが公園行くと、気がつくと後ろにいて、尻尾を振ったりはしないけど鼻を撫でさせて、帰るとき途中までいっしょに帰る。仲良くしたいのかどうでもいいのかよくわからん。でもコンビニのオーナー(おばさん)には愛想がいいのでちょっとジェラシー。