ノバとむー

 むかちゅく〜

なぜ息子はこんなに怒っているのでしょうか。

 原因
予想通りですいません。最近ノバ氏、エアコンを付けるとエアコンの真下の窓の下の壁にへばりついて伸びて寝てるんです。暑いのか?寒いのか?どっちなのよノバちゃ〜んと写真を撮っていたらむーが来た。そして挨拶もそこそこに

 たいこたいこドンドンでちゅ

とノバの頭上にあったドラムおもちゃを叩いてノバが「うるさいわ」とその手をパンチ。で「親にも叩かれたことないのに…!」とどっかのアニメキャラのような顔して怒ってたわけです。

むー は さかうらみ を おぼえた!

ちょっと前までは反撃されるとびっくりしてべそかいてたのに。赤ちゃんのくせにいっちょまえに。まあ将来は下僕街道まっしぐらだからいまだけだ、おまえがネコ様の前でそんなにえらそうにしていられるのは。

普段はノバの尻尾ひっぱって持ち上げたり(ノバ氏怒らず)、立ってるむーにスリスリしてよろめかせたり、ふと見るとふたりいっしょにいるんで仲はいいらしい。いまもソファでいっしょに座ってむーがノバにキス&ノバはむーの髪の毛を舐めている。ノバはむーからおやつをもらうわけでも拾い食いチャンスがあるわけでもないので純粋に友情?と思うと萌え萌えですよ。まあ単なる気まぐれでしょうけどね。

でもむーはノバの野性味が怖いらしく、あたしがノバをじゃらして遊んでいると目をしょぼしょぼさせつつのビビり観戦で、すきを見てあたしの手からネコじゃらしを奪います。奪って隠してしまう。これで安心…とニコニコ戻ってくるむーに「そんなの関係ねえ」素手で遊び再開。ノバに手を噛ませたりすると「ママ…あたまおかちい…ぼくにはもうどうちゅることもできないでちゅよ…」と言わんばかりの途方に暮れた顔になって呆然とするのがかわいいです。息子よ、この痛みが猫飼い冥利なのだ。そのうちわかるときがくる。

りょーがガウガウ興奮遊びをしてもゲラゲラ笑ってるだけなんで、犬と猫は違うんですなあ。