犬公園

天気がよかったから朝から公園行った。クルマでりょーも連れて。
りょーにとって初めて入った公園(犬OK)でリードつけっぱ、むーがチンタラすべり台やるのかやらんのかだらだらやるので待たせる時間が多かったら、最後に泣かれた。コンビニの外でもおとなしく待つりょーの「待ち泣き」聞いたのひっさしぶりでした。遠隔「待て」の手サインを出すと静かになるけどあたしが目をむーに向けると「もういや〜!ママ〜!」と言わんばかりにピヨピヨするんだもん(かわいい)

りょーに興味津々の男児がいたのですが、母親がそばでずっと「犬と飼い主の行動の解説」をしていて、その内容は正しかったのですが… 言われてるほうはどんな態度でいればいいんですかねアレは。「ほら飼い主が帰ってきたから犬は安心して鳴くのをやめたのよ」「ほら外遊びをすると喉が渇くから飼い主が水を飲ませてあげるのよ」「犬用のお皿を持参しているのよ」「ここは公園だから犬はリードにつなぐのよ」などなど…。ご子息の知的好奇心を満たすお手伝いができてこちらも嬉しいですが丸聞こえっていうのもね…。いちいちニッコリ微笑みかけてはいたんですけどね… 特に会話があったわけでもなくね…

犬OK公園なのでほかにも犬がいて、出会い頭に遠吠えするビーグルがいて爆笑してしまった。すごいアホみたいな顔で力の限りの遠吠え。でも小型犬だからヒョロヒョロの遠吠えで。飼い主のオバチャンは「他の犬に会うとやるのよ〜遊びたいのよ」と言っていたが遊びたい=遠吠えなんてありえねー。威嚇の一種に決まってんだろと観察してたら、りょーがむーに寄りかかられて一歩前に出た拍子に遠吠えビーグルびびって飛び上がっててまた爆笑してしまった。なんてヘタレなんだ。考えてみたらホームである原住民公園は過疎なので、りょーは最近ほかの犬と交流することが少なかったなーと思いだした。野良犬はこういう意味不明な行動がないから、新鮮だったわ。飼い犬ってほんとコミュニケーション障害だよね。そういうのに限って、こっち子連れだし近寄らないでほしいのにそばに来るんだよねー。野良犬のほうがよっぽど礼儀正しいとつくづく思う。

そーいや最近オモシロポメラニアンによく会う。すごい陽気でフレンドリーで、ブワーっと駆けてきてりょーの顔んとこで急停止していきなり立って2本足でピョンピョンするの。自分が小さいから、サイズの違いを補うための行動らしい。すげえかわいい。りょーは最初その行為にかなりの衝撃を受けていたんだけど(俺もだ)、何度か会うと慣れて、戸惑いはするけど容認、に落ち着いた。

そう、りょーはビビリだけど総じて落ち着いている。先日散歩レギュラーのおばあさん(愛犬は柴で6歳)にりょーの歳を聞かれた。 「もうじき10歳ってとこっすかね」と答えたら「犬の食べ物はなにをあげているんだ」と聞かれたので「皮膚病が出るんでそのときによっていろいろかえて固定のブランドはないです」って言ったら「そうなのか。うちのは偏食で、シニアフードに替えたいが食べてくれない」と言われたので「ああ、シニアフードは7歳からでしたっけ、そろそろっすね」と受けたらおばあさんは不思議そうな顔で

「そうよ。お宅は?」

!!!

そのときの俺のお顔をみんなに見せてあげたい。もう、目、見開いたね。

シニア!!! そうだった、りょーも、もうシニアなんじゃん!!!

すんっげーびびった。なんだこの会話。あたしもどうかしてますね。でもホント、年齢聞かれて答えてるにもかかわらず、りょーとシニアが全然結びつかなかったというか、りょーが!シニアとか! 思ったこともなかった!!! マジで!!! 

ノバのフード選ぶときはシニアの袋見ながら「3年後くらいかね〜?つーかノバ何歳だ?あいつウチ来て何年だ?忘れちゃうんだよねネコは〜」とかほぼ毎回思ってたのに、りょーは常に迷わず有機羊肉」大袋で即決だった。シニア…。そうかシニアか…。やべえな…。のんびりしてるとふたりめの子育て中にりょーの介護がバッティングとかなりかねねえ…。どーりで最近みょーに老獪な面を見せると思ったぜ…

実家にいた故ケン氏(柴)が21歳での大往生だったからつい、10歳なんかほんの折り返し地点みたいなかんじでいた…のか? わけがわからない。本当にびっくりしました。