ネコ様の死に際大調査

以下調査結果

■水のそばから離れない・水をたくさん飲む

大所帯ネコ屋敷Cさんの故猫さんは、お別れの間際にシャワールームから離れなかったそう。やはり異常行動が出るようですね。ネコは腎臓が悪いと水をたくさん飲み始めるという説があるようでネットでもいっぱいヒットしたけど、クロネコチン様は血液検査の結果を見る限り腎臓は大丈夫で、おしっこもよく出ているし脱水もない。死期と水は関係あるみたい。

■ベロが乾く

別のお友達・多頭飼いの王者K邸の奥さんから新説が飛び出した… ベロがなんか乾いた感じになったらあと数日ってとこだよ!」 見えないよベロなんて。黒猫だから歯茎も黒っぽくてよくわからないし。しかしこのひとは看護婦さん歴が長いので一笑に付し難い。彼女も「死ぬ前はやたら水を飲む」という点には同意。

■食べてるうちはまだ大丈夫

死ぬ直前までガツガツ食ってるのは珍しいようです。祖父母の家のヒロ(享年16歳)は死ぬ4日前まで元気そのものだったのにガクッときて急に絶食してポックリ逝ったし、ずっと病気で臥せってたのに急に食欲が出たと思ったら死んだとか(ネットで発見)、そういうこともあるんで油断は禁物ですが…

■好きにさせる

みなさん「本人の好きにさせる」とおっしゃいます。クロネコチン様に関してもみんながみんな「隔離とかもしなくていいよ…いっしょにしちゃっていいよ」と口を揃えるのが面白いです。

ネットの意見でも闘病に際しては「出来るだけの治療はするけど本人がひどく拒否るならやめる」という意見が多いみたい。本人の意志を尊重したいとするこの考え方は、ネコ飼いとネコ様の関係性の本質を見る思いです。基本的にネコ飼いは、ネコ様の要求は基本的に飲むかたちで好き勝手して頂きおうちに住んでいただいて、その様子を拝見させていただくというシステムで成り立っていますからねからね… 「晩年」が「飼い始め」という稀有な飼育スタイルになってしまった我が家でもそのへんは変えようがないですな。

あ、いまクロネコチン様が初めてソファで寝てくれた。うれしい。やっぱ床にずっといられるのは心配だったんで…