乳首を守れ

白斑ご存知でしょうか?

授乳してるとたまに詰まります。その詰まりが乳腺の出口、乳首の薄皮一枚下で可視化してる状態です。最初はチクチク痛いし、すごく痛いこともあるし、乳の出が悪くなって内部で軽く炎症を起こすのか、白斑ができた側の乳が若干硬くなったりしてわかりやすく恐怖な状況に陥ります。

日本だと母乳教なオッパイマッサージ(エロではない。断じて)の戸を叩くことで解消されるようだけど台灣にはそんなものありません。なので義務感に駆られて台灣での経験分享!
4年前、長男の授乳中に軽度の白斑および乳腺炎をやらかした俺はいつも行く病院@新光の婦産科に網路予約をしようとしていていわゆる「オッパイ外来」があることを知りました。

しかし駆け込んでみたところ担当の先生(女医さんだった)は急用で不在。新光も当時はもうかなりの母乳教でしたから(4年後の2014年現在はかなり緩和された感あり)、妊婦の頃から母乳教に洗脳するための母乳育児推進担当看護婦がオフィスを与えられて待機している部屋があり、そこに回されました。ちなみに電話なら母乳関連の相談には24時間応じてくれます。

看護婦は俺の乳首をチェックして軽く絞って母乳の出を確認すると担当医に電話で報告。担当医の返事は

「重度の詰まりや膿を持つほどの詰まりや炎症があるなら注射器と針を使う処置が必要だけど、それをするのは最終手段、なぜなら針を使うことで傷ができて別の感染を引き起こす恐れがあるから。傷をつけることなく解消するのがベスト。なのでとにかく赤ちゃんに飲ませて飲み残しは絞りまくってください」

という初歩的なアドバイスを受け、なにもされずお金も取られず帰宅。しょーがねーから痛みをこらえて超がんばって飲ませて絞って、数日後ふと気が付くと白い塊(白斑)は消えていたのでした。電動乳搾り器は効きます。乳腺炎になりたくないひとは保険代わりに購入すべき。手動とか生ぬるいもんじゃない、パワーのあるやつをな!

ところが今回のは長いのです。もうかれこれ2ヶ月くらいあります。最初は痛かったです。でも前みたいにそのうち取れんだろ、と甘く見て乳やり続けてたら、なんか別に痛くなくなってきて、慢性化してしまったらしいのねー。めんどくさがって乳搾り器も全然使ってないのよねー。なのに次男は授乳間隔がひどく空くひとだからマジ悪循環みたいでねー。

しかも今回のは薄皮一枚っていうより深そうで、薄皮3枚くらいっぽい。感染させたらやばいですからほじくったり乳首の先だけ絞ったりする暴挙に出るのも怖い。病院に行っても軟膏を出されるくらいだろうし、自宅でできることはと考えてやったのは

羊油クリームで乳首を保護(薄皮をふやかしてから授乳することで白斑を減少させる狙い)
白斑のある側の乳から授乳していたが反対側からに変更(反対側を授乳すると白斑側もオッパイ反射で乳が出るので授乳前に乳腺が開くんじゃないかなって)

母乳教では食事制限とかあるらしいですが、食べるものが母乳の質に関係するかは以前婦産科の担当医に一笑に付されましたし現在チョコレートが主食ですから制限なんかしたくないですからしません。朝は絶対菓子パンだしコーヒーとかも飲んでるよ☆ 風呂も湯船にお湯溜めんの面倒だからシャワーだし母乳教に言ったらすごい怒られることばっかしてるよ☆

なのにほんの2晩の羊油塗布で白斑がびっくりするほど減ったんです。楽勝じゃねえかって思うほど←この油断が慢性化を生んだのだが

まああたしのは痛くない(痛いステージはすぐに過ぎた)やつだったし、白斑から母乳がびしゃびしゃ出るほどで詰まってはいなかったようなんで、個人差あると思うけど。

お友達は断乳して2年になろうというときに、入浴後に使ったボディクリームで感染して乳腺炎になり針をぶっ刺されたそうです。甘く見るな!ちくび!