日本人みたいな日本語&明かされるりょーの過去

新潟がかわいそうです。

自然災害といえば、先日の台風後も元気にしていた小黒が、どこかにもらわれていったたそうだ。守衛が「アイツいなくなってたいくつだよー」と文句言ってた。さびしくなるけど、まあよかったわ。いいおうちが見つかったのなら。あいつ笑顔がかわいいし、聞き分けいいからかわいがられるだろう。いつまでも守衛ポストにいられるわけじゃないから。

■言語交換

言語交換。なぜかA型の悪口・格助詞・日本文学のと海外文学の作風の違いについて盛り上がった。前回会ったときに、宿題に出されたという芸能ニュースの文面を手直ししたのだが、そしたら先生に「インターネットのニュースをまるまるコピーしたでしょう!」と疑われ、延々20分詰問されたそうだ。日本人の友達に直してもらったと何度説明しても疑いは晴れず、
「最後に先生が、吐き捨てるように『信じましょうっ!』と言われたのですが、どういう意味ですか」
それは先生まるっきり信じてないね…。完璧に添削してしまったのがアダとなった。優秀な生徒さんなので間違いが少ない&それ以外指摘しようが無いから自然と完璧添削になってしまうんだよ。今度疑われたら電話くれと言っておいた。

そんな優秀なYちゃんも、「は」と「が」、「に」と「で」などが苦手という。彼女の通う大学の研究所で、上級日本語学習中の学生を対象に、穴抜け文章にこれら助詞(だよね?)を当てはめる、というサーベイをしたことがあるんだって。間違いの傾向を探る目的で。したら、日本留学経験のある日本語学習者と、日本に行ったことの無い日本語学習者では、間違いの傾向が真っ二つに違ったんだそうだ。サーベイは日本人を対象にも行われて、前者の間違い傾向は日本人のものと酷似していたそう。平たく言えば、日本に行かなきゃ日本人みたいに喋れないってことでしょうか。タイワンの日本語教育者の立場は?やっぱ耳から入ってくる量の問題なんだろーな。

■オットとムスメとバイク

オットは最近あまり家で夕飯を食べなかったので、りょーにお客さん扱いされている。オットのことは怖いはずなのに、食事中はゼッタイものをくれない俺よりもオットのそばにべったり。客は甘い。座敷犬の基本ともいえる知識はしっかりお持ちのようだ。

しかも今夜はオットがおみやげに北京烤鴨を持ち帰ったので、もう、なんつーか、目の色が違った。塩酥鶏を買って帰ったときと同じ顔だった。しかし食後にりょーがもらえたものは、ゆでたカリフラワーと生キャベツでした。野菜好きのオットはりょーがキャベツをばりばり食う様を見て「りょーはborn to be our dogだね!」と喜んでいた。野菜好き仲間でうれしかったらしい。

食後にオットがりょーと散歩に行った。あらめずらしい。喜んで送り出した。帰ってきたらオットがバイクのヘルメットを被っていた。元同僚に貸したバイクを近所のバイク屋にサービスに出していて、それに乗って帰ってきたそうだ。…りょーを乗せて。>ひーえー。あああああああああ危ないじゃないのさっ!!!
「ムカシの飼い主が教えたみたいだよ。エンジンかけたら勝手に乗った。エンジン切ったら自分で降りた」
クルマだけではなく、バイクもイケるのですかりょーちんは!三つ子の魂百まで…。オット曰く「でもあんまり楽しんでるふうではなかった。クルマのほうが好きみたい」 そうですか…。しかしアナタは、もしりょーがバイクがダメな犬だったらどうするつもりだったのですか。「そのときはボクはバイクに乗って、りょーを走らせます。フフフ」

オットは相変わらずサブコンシャスにりょーをいじめます。