初・虫下し&ベジーなお嬢さん

■虫下し

昨日はりょーちんに虫下しを飲ませました。なぜならウンチにムシ(条虫)がいたから。りょーを引き取った動物病院で駆虫したって言っていたのだがどういうこと?

で、このまま放っておいて、ある日りょーの肛門から回虫みたいな長いのがビローンと出たらカヨワイ俺には太刀打ちできないので、買い物に出たついでに通りすがりの動物病院で薬を買いました。犬を連れて行かないとダメかなと思ったら、問題なかったです。雨だし病院空いてた。セールスマンが待合室で営業してた。奥でやれよ。

実家のネコでも成功しえなかった、クチをこじ開けて喉の奥に投薬するあの方法で投薬するのですが。医者は、いい子な犬なら問題ないでしょうと事も無げに。しかしもらってみたら薬はトータルで2粒半もあり、種類がいろいろあるらしく、なんだかボキボキ折れていた。これ全部一度にやるんですかと訊いたらハイそうですと。食前にやれと。なんだかものすごい宿題をもらった気分で超緊張して帰宅。医者はオブラートくらいくれてもいいと思った。

なんとか一度に飲ませたいので、知恵を絞って、お米を糊がわりにして薬を全部くっつけて1個にしてみました。トリモチ状態で指から離れなかったらどうしようとくっつけたそばから作戦の欠点に気付く俺。そうとも知らずに俺の足元で「ゴハン?今日はちょっと早いね?」とワクワクで待つりょーちん。キッチンのドアを閉めて逃げ場をなくし、「さーりょーちん、おねーさんこれからちょっと怖くなるけどヨロシクね!」と宣言し、え?ナニ?あたらしい遊び?と喜び半分当惑半分のりょーの背中をお座りの状態のまま両足で押さえつけ、上を向かせてクチをこじ開けた。思ったほど抵抗しない、というか、ネコよりよっぽどやりやすかった。こんなもんなの?と思いつつ、喉の奥に薬といっしょに指を突っ込みエイヤッと薬を入れて、「飲んだ?!」と手を離したら、ペッ。全部出しやがった。飲めよ!!! つーか俺、指がまだ浅かったんだよ。犬の顔は長い。りょーの首はもっと長いのだ。

結局ゴハン糊の効果はゼロで、3回やったのでした。糊…考え方としてはよかったと自負していたのだけれど。おねーさんヘタクソでゴメンねりょーちん。来月はがんばるよ。おっかない目に遭わされてもりょーはケロッとしていて、「エラーイりょーちんエラすぎっ!!! もーダイスキっ!!!」とホメまくったら大喜びで、ごほうびにほねっこをあげたら薬のことなぞすっかり忘れたふうでした。ラクだった…。俺は緊張で腕がブルブルになりました。だって280元も払ったんだもん。失敗したくなかったんだもん。

■野菜

りょーはヘンなものを食う。俺が台風で庭に散らかりまくった葉っぱをブツクサ言いながら掃除していて、なんか森の香りがすんなあと思ったら、りょーがそばで葉っぱをメリメリ食っていた。みかんも柿もいくらでも食べるので、夕飯の支度をしているときに試しにセロリをあげてみた。食った。あんなクサイもんを。ビックリ。葉っぱは残すが茎はバリバリ。ただ、汁が出るのが難点です。じゃあキャベツも食うだろ、とあげたらやはりモリモリ食った。野菜をもらうときは、ジャーキーやほねっこの時のようなコーフンは無く、静かに食うのでありました。「食う?」とキャベツを渡すと、そっとくわえて、自分の寝床ラグの上に移動するの。その癖をつけたのはほかでもないワタクシなのだが、なぜその場で食べないのだろう。

おやつが生野菜だなんて、安上がりだしヘルシーでカッコイイよりょーちん。