犬は蹴る

昨日今日と、公園でクッキーちゃん&老板娘に会いました。

クッキーちゃんはデブ2割り増しになっており、ろくに走れないのでした。訊けば16キロ。ビーグルだぜ?! そのうえナゾの皮膚病になって毛が抜けていました。老板娘はそんなクッキーちゃんに運動をさせたいがために「クッキー!走れ!りょーと遊びなさい!」蹴るのでした。クッキーちゃんは歯向かってガウガウし、不妙だわ、と思って見てたら、老板娘は笑って、「この子先日あたしの脛を咬んだのよ。血が出ちゃった」ってオーイ!それでも蹴る老板娘。蹴る、といっても押し出すような蹴りなのですが、見ていて表情が強張ってしまいました。居合わせていたオットはうなずきながら「あれがタイワン人の犬の飼い方だ」

皮膚病、どうしたんですかと訊くと、「烤鴨」。 はあ? 「娘が烤鴨をたくさん買って帰ったの。それを親戚が来ていたのでみんなで家で食べたの。残った骨とか皮とかをクッキーに食べさせたのよ。それからなの」 ……それは獣医さんがそう言ったのですか。烤鴨が原因だと? 「獣医は原因はわからないって。でもあたしたちはそう思うの。すっごい食べてたからきっとそう。りょーはない?コレをあげると止まらなくなるほど食べるっていうもの」 そんなになるまであげないよ!だからクッキー太るんだよ!とは言えず、ウンチが硬くなって怖いのでホネはあんまりあげませんね…と濁した。