流れた

バイトの件、前回散歩中に会ったときには曖昧に、まだちょっと決定してないから待って、と言われていたので、どーなりましたかと訊いたら、「それなんだけど、やっぱり毎日来れない?」と。

何度言われても、それはバイトじゃないからなあ。ムリです。残念です。と答えたら、あたしをバイトに使いたい老板娘と、日本人のバイトなんていう扱いにくいものはいらないと思っている社員との間で老板娘は揺れ動いているって。社員的には、バイトには工場と連絡を取ることのできる、経験も特技も無くていい普通の台湾人が欲しいので、中国語のあやしい日本人では使えないので難色を示すのはもっともで、しかし老板娘はどんなポジションでもいいからあたしを起用することでタイワン人社員にはない日本人的ななにかを期待しているんだそうで。趣味と実益のハザマ?

そんなこと言われてもなー、と思いつつ話を聞いていましたら、「あなた駅の近くの日本語学校日本語教師のバイトしなさいよ」 はあ? 「中級くらいの日本語学習者の、1対1の会話相手をやるのよ。1対1ならカンタンよ誰でもできるわよ。教材は学校から支給されるから技術なんかいらないの。そしたら『日本人バイトで中国語はあやしいけど、社内で日本語教授もできるバイト』ってことになるから」 …老板娘、あたしをどうしたいのだ。ポカーンとしていると、「社員は日本人バイトなんかいらないって言うけど、あたしはあなたが日本人だから、タイワン人社員より絶対いろいろ器用にやってくれると思うのよ。日本人ってそうでしょ。だからなにかテキトウな理由つけて雇いたいのよ!もーいろいろ考えたわよ!でもいい案が浮かばなかったの!だから連絡が遅れたの!まだあきらめてないし!」 ってかなり強引な、あなたもいい考えが浮かんだら教えてちょうだいと有自信な彼女に怯えつつ、「老板娘、あなたは犬の散歩をしているあたししか知りませんから」と言うも、Y姐さんの名言「タイワン人5人雇うより日本人1人雇ったほうが作業効率と業務処理能力は上」が脳裏をよぎった。

たしかに日本人は、レジ打ちながら客と会話の同時進行ができるしなあ…そういうことだよね?

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故宮脇の庭園にいる、白い孔雀の羽を持って歩いているひとをよく見かける。うらやましい。あたしもほしい。

マイコンの調子が悪くてデジカメ画像が取り込めない。やだもー