犬カフェ童貞を捨てる

Mさん光臨。ごいっしょに犬カフェへランチしに行きました。

犬カフェは犬連れ入り口と犬ナシ入り口で分かれていました。3階建てで、犬連れセクションの収容数は各階10名ほど。事前に一度お店を訪れて、名刺をもらうついでにウチのムスメサイズでも入店可能か訊いていたので安心して入りました。
  螺旋階段こわいの。
窓の大きな2階席でまったり…。ムスメは螺旋階段怖さに2階だけでウロウロして、他のお客さんに撫でてもらったりしてました。外回り中の営業リーマンみたいなひとが2名ほどいて、こういう場所で午後を過ごすとは意外でした。ムスメはこういうお客さんのほかにも、店員の男子にも触ってもらって尻尾を振ったりしてて、たまにこうして知らない男性に触れられる機会があるとこの子の男性恐怖の改善にもいいかなと思いました。でも相手が犬好きばっかりじゃ意味ないか。
  ママがオスワリさせるの。もう帰りたいの。
この手のお店は犬触りたさに来る客が多くて、食べ物は高いだけでマズい店が多いものですが、ここはちゃんと作った食べ物が出ておいしかったです。いいとこ見つけました。散歩コースにあるので、散歩中の避難場所にいい。犬カフェだから、あたし&ムスメはお客さんなわけで、ここにいていい、という、そういう意味でも気がラクだ。

ムスメは自宅ではMさんに失礼なほど甘えたくせに、お店ではトコトコ歩いたりしているだけで、そばに来ても遊べとせがむ様子もなく、おりこうワンコに変貌していて不思議でした。元野良のくせに、他のテーブルのひとに食べ物をくれとせがんだりもしてなかった。何食べてるの?くらいは見に行ってたけど。意外でした。散歩中は塩酢鶏食ってるひとにはマンツーディフェンスなのに。

移動中も様子がいつもと違った。歩行速度がいつもより遅かった&滅多に通らない場所だったからやたら引きましたが、Mさんには無関心。なのにMさんと別れたあとに道の向こう側へ行ってしまったMさんを振り返り振り返り見続けて、道路標識にアタマをぶつけていました。「おともだちが消えた!」とショックみたいでした。だからMさんオマエにバイバイって言ってたじゃねえか。無視したのオマエじゃねえか。その後ウソみたいに脚側歩行で帰宅。それをMさんがいるときに披露しろよ!!! ママは今日数時間でいっぱい恥かいたよ!!!

引っ張るけどいくらでも止まる。甘えるけど場所によっては無関心。いっしょにいると無視するけど消えると心配。はしゃぎ過ぎる感はあるけど専門家の助けが必要なほどではない。ああームスメをどうしたらいいかわからない。どうもしないであろう。ごめんお客さん…

狗狗多多之家
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