[private]  オットかく語りき

昨日ゲットした牛骨おやつをオットに自慢したら、オットは渋い顔になって、言った。

「ボクずっと思っていたんだけど…。ネコちゃんとかー、犬ちゃん(ホントにこう言った)とかみたいなー、小さい動物が、牛やウマのような、自分より大きな動物を食べるというのは、どうなんだろうって。実は I don't feel good about it」

なにその告白。さすがの俺も一瞬( ゜д゜)ポカーンとしたがおもしろい意見だと思ったので、「じゃあダーリンは、ネコはネズミを主食にして、犬もなんかチキンとかそういうのばっかり食うべきだと?」と訊いた。「うん、そのほうが自然じゃない?」 ふーん。混乱させてやろうと思った。

「でもダーリン、ネコは一見小さくてラブリーだけどその祖先は虎とかライオンよ。犬だってもとはオオカミだよ。クロネコチンもりょーりょーも、ああいう大きくて強い動物と同じDNAをシェアしてるんだよ」

さあ混乱しろ、と思ったそのとき、目を丸くしたオットが

「犬ってオオカミなの?!」

あーキミがそこまで知らんとは、オバチャン1本取られたよー…。

オットはそのあともひとしきり、「牛だよねえ… 牛、かわいそうだよね… 牛ほど不幸な動物はいないね!」と牛を憂いていた。羊もかわいそうだぜ、最近ラム入りペットフード多いから、あんなおとなしくて優しい目をした動物を、犬やネコの食べ物にするなんてねえ… と余計な知恵をつけた。ひどいよね… とオットは眉間のしわを深くしていた。オマエのツボがいまだにわからないよ。

でもたしかに不自然といえば不自然だ。言われてみれば。かといって自然に近い、ワイルドな食生活にするワケにもいかないしなあ。