肉食った

前回出席させていただいたサプライズ誕生会で、Chilli's のワインと肉がけっこーOKそうでした。

ので、毎月訪れる肉食いてえ病になった俺はオットと天母Chilli's へ。11月16日の結婚記念日もまだ祝ってなかったし、と口実つけつつ、遠慮なく肉!

肉はレア!な俺は当然レアと頼みました。このお店では肉をサーブしたときに、切って焼き具合を確認するんですね。小姐に促されて切った。

ぜんぜんミディアム。

こんな硬い肉食えるか、と思いつつ下手に出て、すいませんもっと赤いのがいいんです… と言うと、肉を小皿にとって、やり直しに行ってくれました。サービス不錯ね〜とか言ってフレンチフライ食いながらワイン飲んでかなり待ったら、肉到着。待ちわびたぞ。すいませんねお手数おかけしまして… と、皿から移された柔らかそうな肉にウハウハ食いついた。

ぜんぜん冷たい。

いくらレア好きな俺でも、冷たい生肉を食う勇気はありません。再度小姐を呼んで「大変申し訳ないのだが、赤いのはいいんだけど、これ冷たいです、もうちょっとグリルしてもらえませんか」とお願いした。肉は再度キッチンへ。さよなら、肉…。パスタものを頼んだオットは問題なく食い進んでおり「ボク先に食べ終わっちゃうねー」。そうですね…。なんか俺すごいクレーマーみたいでやだわ…。肉がまともに出てこないなんて俺の肉人生でもはじめてよ…

付けあわせと1杯目のワインが終わったころに肉登場。恋しかったよ肉。三度目の正直で、おいしいお肉が食えました。悪くねーよここの肉。もっと早く会いたかったよ肉。20分くらい早く。肉焼くのってそんなにたいへん?マニュアルどおりに焼けばいいんじゃないの?

そこで俺は悟ったよ。タイワンでは、肉はこれでもかと焼くのが普通。レアがミディアムで出てきてもしかたなかったのだ。しかし生肉を食わされそうになるとは思わなかった。ああそうだ、これもタイワンでは常識だったんだ、熱々が出てくるとは限らないってとこ。俺が甘かったよ。インチキ英語を誇らしげに喋るケトウかぶれのアホローカルがタイワン女子を連れたバカケトウと声高にフットボールの話をするようなヌルい食い物屋に多くを求めすぎたのだ。おいしかったけど肉行ったり来たりで申し訳なくて、落ち着かなかった。でもカンペキな肉を出す例の店はChilli'sなんかの倍以上する。服もちゃんとしていかなきゃいけないしめんどくさい。ジレンマ。

オットがこの肉晩餐を、結婚記念日ディナーととらえるとは思わず、なんも用意してなかったのに、オットはわざわざ俺が欲しがっていた真珠のピアスを用意してくれていたウヒー。ホンモノの真珠だワーイ。しかしそんなヨロコビも束の間、肉食いすぎで夜眠れず。寄る年波。ケッコン5年目…