大だの小だの、漢字だの

中国語の「小」は、ちいさくなくてもかわいいものを指したりするよ。

たとえばりょーは23キロあるけど「小狗」と呼ばれます。チワワだろうがセントバーナードだろうがカワイイワンコはみんな小狗。アカの飼い主が「白い小狗が」と言ったのでてっきり極道子犬を目撃したのかと思ったら彼が言わんとしていたのは白母のことだったり。まぎらわしい。

で、フード。結局ACANA の成犬・羊肉&米と、Nutro Natural Choice の成犬・羊肉&米でいくことにした。大袋を買いに行って、小粒を買うまいと注意していたにもかかわらず、小粒を買ってしまいました…。悔しい…。この手の「大小」はきちんと把握しないといけません。

普通は進口オリジナル包装でも、ちゃんと「大顆粒」「小顆粒」の中文シールが貼ってあるんですよ。貼ってないと大顆粒なことが多いんですよ。でも店によって違ったらしいんですよ。だもんで間違えた。シンガポーだったら英語表示を普通に読み通して確認しだろうに、あたしも中文生活に染まり切ってるっちゅーことなのかなあと、ツブツブをカップですくいながら思ったよ。噛まずに飲み下すムスメには、小粒のほうがいいかもしれないけど。それにそんなにへこむことでもないな。

漢字の、象徴としてのアイコン的作用に慣れると、併記してある英語なんか読む気にもならないことに気がついた。同じ意味でも「Large」なんてアルファベット5文字読まなきゃいけないところを、漢字なら「大」の一文字だけで意味が脳みそにスポンと来るもんねえ。パッと見で情報が伝わるなんて、漢字ってカッコイイよな。と漢字リスペクトしつつ、引き続き「大小」には気をつけようと思いました。