基徒化春節の春聯

つーわけで春聯を書きました。今年は「狗能生百福」「猫可増千祥」「土能生百福」「地可納千祥」のパクリです。春聯については →こちら →すぐに使える語句はこちら 

で、今年は戌年だしりょーりょーワンワンだし、なんか狗っぽい春聯にしたいなあと、ネットで春聯の語句を探していましたら、「クリスチャンのための春節ガイド」を発見。オットの母方はものっすごい敬虔なクリスチャンでして、そういえばあそこんちは、チャイナな行事のとき、デコレーション関係はまったくしていないなあと気付いた。不思議だ。信仰と民族文化は関係ないのではないか。

で、そのサイト(クリスチャンエデュケーション.ネット。台湾におけるキリスト教のすべてが分かる。マジおもしろい)で、クリスチャンでも貼れる春聯の語句があった。オットに見せたらついでに書いてと言われ、書いておばさんちに持ってった。語句は「主賜平安歳」「人迎喜楽年」

普段こういうのを貼らない風習ならムリしないでね、こういうのもあるんですよって見せたかっただけだから〜と言ったら、「私たちが貼りたい語句の春節が手に入らなかったから貼らなかっただけで、こういうのあるなら大歓迎よ!」と、本気か気を遣ってか、言ってた。というわけで今オバの家には春聯が貼ってあります。牧師をしているオジの目にも触れたはず。春聯の運命やいかに。

過年の鍋は食うし祝う正月は旧暦で「新年快楽」言うのになぜ正月飾りを拒否するのか、それが宗教的な意味を持つからなのか、謎は深まるばかりです。日本のクリスチャンも正月飾りをしないのか?でも日本の正月は新暦だから他国と一緒で、そのへんの違いの記憶がないなあ。べつに問いただしたいほど気になるわけでもなし、興味を持ったものの、微妙な温度。