今日のクロネコチン

クロネコチンは今日も「ニャー」と言ったきり、「オマエのせいでこんなことになった」と言わんばかりの恐ろしい目であたしを睨み続けましたとさ。

入院した当初は17日に退院と言われたのに、今日確認したら20日月曜日だと言われた。またクロネコチンは週末をあのクサクサ入院室で過ごさねばならない。フビン。予防接種と蚤取りと血液検査を依頼した。ちゃんと覚えていてくれるといいんだけど。

今日クロネコチンの隣にはコーラの缶くらいの白シュナの子犬がいた。クロネコチンがこの子に怒りの鉄槌を下すのではないかと思ったが、そんな余裕はないようだった。うるさい犬入院患者が増えていた。クロネコチンは犬の声がするたびに目を三角にしていたが、バスタオルのおかげで平静を保っているようだった。あるとないとじゃ違うらしい。よかった。

クロネコチンの下のオリにいる雑種のヤングワンコは、脚が立たないっぽい。交通事故で運び込まれたらしい。交通事故に遭うとこんなことになってしまうんだなあと、恐ろしくなった。りょーもウチに来る前に交通事故で前脚を骨折しているけど、それだけで済んだのは運がよかったんだなあ。ヤングワンコはいつもあたしの顔を見てニコニコ尻尾を振るので、歩けるようなら散歩に連れて行ってやろうかと思ったけどそんな状態じゃないと今日になって知った。はやく良くなれ。