ヘタレりょーさん

天気が良いので歩いて病院に行ってりょーさんの爪を切ってもらおうと思ったら、オットが遅出だったのでクルマで送ってもらった。

りょーさんは、オットと3人で家を出たとき、オットがクルマのエンジンをかけると、もうそこから離れません。「離れません、乗るまでは」。クルマに乗るとその行き先は十中八九獣医なのにおバカさん。クルマに乗せる前にオシッコしてきなさいと言われてオシッコポイントに行くも、家から一番近いオシッコポイントでさっさと済ませて、ダッシュでクルマに戻るのでした。そんなにクルマが好きか。

獣医の前でオットと別れると「パパが… パパがついてこない…」と後ろ髪ひかれるりょーさん。でも獣医に着いて小姐にドアを開けてもらうと、笑顔でホイホイ獣医に入るの。で、いつものことだけど、「ああっ!ここはやばいところじゃないの!思い出した!りょー今思い出したわ!」と、入ってからパニクるのでしたおバカさん。

担当医がヒマだったのか、自ら爪を切ってくれました。りょーは男嫌いだから、美容部の小姐がいいんだけどなあ。案の定りょーさんは「このひとやだ!痛くする!いつも痛いことするの!」と、脚を持たれただけで絶叫。ヘタレすぎて恥ずかしかった。血を出されてしまい、ビビッた医者はちょっとしか切ってくれず、りょーさんの爪切り嫌いがムダにグレードアップされてしまう結果に終わりました。まあ安いからいいけどさ(50元)。今度からは小姐指名しなくちゃ。

そーいや、医者に爪切り失敗されて、りょーが鳴くから日本語でなだめてたんだけど、そのとき「はいはいりょーちん、うんうん、先生へたくそねー、でももうすぐだからねー今度はおねえさんにやってもらおうねー」と言ったら、担当医、実にタイミングよく、「ふっ」て笑ったんだよね…。アイツまさか日本語わかるのかな…。まあいいけど。

帰り道はのんびり河を歩いて、りょーさんをへとへとにしました。疲れて眠くて、るなちんのことも気にならないみたい。