●●子さん

今度旅行に行く間、りょーを●●子さんが預かってくれることになりました。

ので、「りょーマニュアル」を作ったり、持って行くものをリストアップしてそろえてみたり、まだ日はあるのですがどうも落ち着かない俺様。はたしてムスメは初めてのホームステイでご迷惑をかけずにいい子にしてくれるだろうか。●●子さんは日本人なので、りょーが手に負えなくてもきっとがんばってしまわれるであろうことから、マニュアルはどんどん内容が増え、自分で読み返すのもウザくなってしまうしまつ…。「ウチではいつもこうしてるからそうしてくれ」っていう意図ではなく、「ウチではこうですってことを書いておけばなにかのときに問題解決の糸口になるやも」とゆー老婆心?からなのですが… ウゼーな俺、スマートにそういうの書けないもんかねと、自分に呆れた。

出かける前にりょーにいつも以上の愛情を注ぎ倒し、ママとりょーちゃんはずっと一緒よ!(飛行機が落ちなければ)とわかってもらう作戦に余念がありません。あと、きっと言えばわかってくれるとゆうキチガイ思考が爆走して

「りょーちん、いいこと?パパとママはもうすぐお出かけします。パパがもうずっとお休みしてないの、りょーちんも知ってるでしょ?だからちょっと遊びに行ってくるね。その間りょーちんは●●子さんのおうちにお世話になるからね。●●子さんはもう何匹もワンコを預かってるひとだからりょーちんはなにも心配することないのよ。きっと楽しいよ。パパママすぐにお迎えに行くから、だから●●子さんのおうちではいつも以上にいい子なりょーちんでよろしくね」

と、犬相手にマジ顔でこんこんと話しかけるわけですが、そこはいいんだ。俺のキチガイは今に始まったことじゃないから。問題は、

「●●子さん」とゆーところでいつも、りょーがキョロッと目を剥くところさ…

何度もやってみた。何度でもそこで必ず「キョロッ」とあたしを見るんです。きもちわるいよこの犬。反応する言葉(例「さんぽ」「ゴハン」)とは似ても似つかない、いままでろくに聞いたこともないはずの固有名詞に反応するのがきもちわるい。もしかしてマジで理解してて、「●●子さんって誰かなあ?」って思ってんのかしらコエー。

ああしかし、きっとご迷惑ばかりかけてしまうと思うけれど、りょーがいる間に●●子さんご夫妻がすこしでも「りょー楽しいな」って思ってくださることを願って止みません…。というわけで今夜も洗脳中。すこしでも手の掛からない犬になあれ!!!