チビタは噛み、りょーは耐える

チビタさん、最近素行があまりよろしくありません。

サンダルは何足壊されたでしょう。ソールやヒールを齧るなら気合で履き続けるけど、素材問わず、ストラップを一刀両断するのでもう履けない。スリッパもやられてます。足といえば椅子の脚もやられてます。ゴ〜リゴ〜リと音がしたらそれは彫刻家チビタ先生登場の合図。まあそういう月齢ってことで、そのうちやめるってわかってるから、目くじら立てて怒ることでもないんですけど、褒められることじゃないので困りますよ。ギッタギタに怒るべきなのかなー。

そんなイタズラチビをひとりにしてあたし&りょーが上の階に行くと間違いなくリビングを荒らされるので、りょーには悪いけど、りょーもチビタと1階にいてもらってます。りょーさんは諦めがいいのでなにも言わないんですが、言うときもある。りょーさんがピヨピヨ言って上の階にいるあたしに助けを呼ぶとき、それは、チビタがサンダル及びスニーカーを持ち出していたずらしているときなんです!!! この週末で確信した。

りょーさんもいまでもたまーに、留守番が長すぎて寂しくなると(またはムカつくと)あたしのスニーカー出して紐を齧ってます。でもチビタが出した靴は齧らない。なぜなら上の階にあたしがいるってわかってるから。で、犬にも個々に癖があるみたいで、りょーは靴紐は容赦なく食いちぎりますが、チビタは靴紐を食いちぎりません。器用にぜんぶほどくだけ(なのでオットが「S(俺)、靴洗ってくれたの?」と勘違いする)。だから犯人丸分かり。りょーさんのピヨピヨでリビングの異変を知って駆けつけると、チビタがスニーカーの横で伏せして尻尾振って俺を見上げます。悪いと思ってないんだよねー。

夜も、チビタをひとりにすると泣くから、りょーさんにはチビタ番としてリビングに残ってもらいます。でもやっぱり俺らと上に行きたいみたい。リビングにエアコンを入れたので、階段をカーテンで仕切ってしまったため、りょーさんは自分で勝手に上の階に行けません。ママ同伴じゃないとカーテンをくぐれない。まあ上に行ってもそばで寝てるだけなんだけど。それを見てると、りょーさんはホントはチビタなんてどうでもよくて、自由にパパママの後をくっついてまわって、自分でホントに眠くなってリビングに行くまで、好きなひとのいるところでグースカ寝たいんだろうに、あたしの一存でチビタ番を押し付けられて、りょーさんに悪いです。まああとすこしのことだから。たぶん。

というわけで画像は、クロネコチンに窓越しの熱視線を送るりょーさん。デコの皺が尋常じゃないです。