パパ語りき

ボタニックガーデンから犬のウンコ袋を大量にガメる、無恥で、台湾嫌いで、雑種蔑視の某犬種好きのババアの話を夕飯の時にしたよ。(※詳しい話は師匠に聞くか、自力でぐぐろう)

したらパパが、「ブリーダーでもないのに犬種云々言うやつって、ほんとになんなんだろうなあ。自分で売ったりしてるわけでもないのに、飼ってればなんだって同じなのになあ」。

最初はパパがなにを言っているのかよくわかりませんでした。よくよく聞いたら、パパ理論では、ブリーダーから買う時点で「犬種コンシャス」なのは構わないが、その動物を飼って家族の一員になったら、「自分の家の動物」が「何種」であろうがどうでもいいことだと、彼は言うわけ。自分の家の動物が何種であるかが家庭内や対他人との間で話題になるような状況が解せないわけ。パパ、のんきだ…

彼は勘違いをしていました。今や、名犬を飼うことは、経済力があることのアピールではないのに、「高い犬じゃなくたってさー、飼ってりゃなんだかんだでお金かかるじゃん。雑種だって純血種なみに出費かかるし。スタートの違いだけじゃん」。

手に入れるときにお金がかかるかどうかの違いだけだと彼は言うのです…。「そんな単純な問題だったのかしら」と、1年振りの実家で、父マジックに翻弄される俺。いかん。目を覚ませ。

父は幼少の頃から家庭で飼えるありとあらゆる動物に囲まれて暮らしてきた男なので、こういう理論になるわけ。もともと単純なひとだしなあ。俺も子供が生まれたら、多少ムリしてでもありとあらゆる動物を飼ってゆこうと思いました。パパみたいに、そこまで「自分の家の動物以外はどうでもいい」みたいになる必要はないけど、雑種ヤダとかいう子供に育ったら悔やんでも悔やみきれませんからねえ。