ラクチンでした

チビタさんは超元気ですが、オシッコがちょっと血混じりになってしまいました。

週末まで待って、オットにクルマ出してもらうまで待ってて悪くなったらイヤなので、俺だけ行って薬もらってきた。「ホントはちゃんと病人見せてほしいんだけどねえ」と一応建前を言う医者に、もう顔見知りだから態度のデカイ俺が「でも連れてきたってなに処置するわけじゃないじゃん」と食い下がり、医者も同意し、「でも他にもなんかへんなとことかあるといけないしー。良くならなかったり、なんか別の症状出たらちゃんと犬とまた来てね」と言われました。はーい。裏技だってことは百も承知です。

それからAT のSが、病院がチビタのIDチップをスキャンした番号なくしたから、夕方ウチに来るって連絡してきて。あらいやだ、チビタ、病院に行ったらビビるだろうなあかわいそうに、あたしも一緒に行こう、と思ってたの。もしかしたら、また検査の血サンプル出し忘れてて再再採血!!! だったりしたらチビタに代わって責任者に天誅を下さないといけないしさ。

したら、到着したSが手に持った赤い箱みたいのを見せて笑っていた。なにそれ?とよくよく見たら、マイクロチップのスキャナーでしたよ!持ち出し可かよ!ここにも裏技を使うやつが。

チビタはドアを開けると、庭にいたSに飛びついて喜びました。普段お客さんを迎えるときとは明らかに違う態度。Sもチビタが自分を覚えててくれてうれしそうでした。が、しばらく甘えたかと思ったら、閉まっている玄関に飛びかかって暴れました。「入れろー!!! りょーちゃん、開けてえ!!!」ってかんじ。Sが来ると自分はまたどこかへ連れて行かれてしまうとわかっているようです。「今日はどこも行かなくていいんだってよ」と言っても、俺にむしゃぶりついて、「オバチャン助けて!!! ボクどこにも行かないよう!!!」と、胸の高さまでジャンプしてました。

りょーさんは窓越しにSを見て、ピーピー言ってたけど、いざSに手を振られたら、イヤン… ってしてました。変な子。