阿公と貼るカイロ

日本土産に、阿公(オットの祖父90歳)に貼るカイロをあげた。そしたら昨夜阿公から電話が。

貼るカイロというのはどうやって貼るのかと。両面テープかなんかついてませんかねと言うも、阿公、耳が遠くて聞こえず。そして阿公、「貼れないからセロハンテープで貼ろうと思っているがどうだろうか」 どうって訊かれても…。結局耳が聞こえないので会話が成り立たず、翌日手紙を渡すことにした。阿公は現役なのでオットが毎日会社で会うのです。

オットが帰宅して、阿公からの手紙の返事をもらったよ。彼らが連休中に行ってた日本土産の佃煮といっしょに。

「Sへ。昨夜は急に寒気を感じマラリアの症状)カイロを使おうとしましたが、使い方がわからず断念せざるを得ませんでした。説明書きの字が小さく、拡大鏡を持っても判読できませんでした。手紙をもらって使い方がわかったので、今夜使います」

マラリア…?! いやそれよりも、そんな緊急時に、昨夜はカイロの使用を断念したって…?!貼れなかったら、普通のカイロとして使えばいいじゃないか…! (つーか以前電気毛布とかあげたのに…暖房の使い方も、家に行くたびに教えてるのに… 阿公… なんで…)

明治生まれの生き方に衝撃を隠せませんでした。不安だ。はやく暖かくなってくれ阿公のために。