自分で運転して帰宅したよ

今日は教習所の日じゃないけど、飛び込みでクルマゲット。

教習所のクルマは、よくわかんないけど、基本的に中堅以上の老師ひとりに2台くらいの割り当てなのかな。オートマとマニュアルとで。俺はいつも25番ってクルマをあてがわれます。でも試験が近いとみんな練習に来たがるのでクルマが欠乏します。でも俺の老師は人気講師ではないのでクルマが空いていたのでしょう、今日もめでたくマイカー・25番。S字も完成したし直線もトリックがわかったし、備えあれば憂いなしよ!

今日は練習中に知らない老師が来て「こいつ後ろに乗せてやって」と小姐を乗せた。今週試験だし、わざわざ徒歩で来たのになんの義理もない知らん老師の生徒に運転代わってやったりして練習時間減るのいやなんで「運転代わるんですか」って訊いたらそのへん老師もわかってるらしく「いや、乗せとくだけ。キミの運転見せてやって」 「(やだなー気が散る)何時までですか」 「キミが下課するまで」 「ってあと1時間半ありますよ」 「それでいいよ」 えーよくないだろ。事情は知らないが後部座席に座った小姐にいたく同情。小姐はおとなしく乗っていた。

途中で気の毒になって「小姐、退屈でしょ。寝てていいよ言わないから」と声をかけると小姐は堰を切ったように 「あたし今週試験なんですーでもS字がぜんぜんできなくてえええ」 「えーじゃあひとの後ろ乗ってる場合じゃないじゃん!」 「でもクルマの空きがないから、待ってる間ひとのやり方見せてもらえってえええ」 あー、あたしみたいのが飛び込み練習してるからな、ごめんな。

小姐は1時間ほどで老師に呼ばれてクルマを降りていったのですが、そしたら今度はうちの老師がどこからともなく戻ってきて、試験場をぐるっとテストランしろと。ランを終えたら「次の生徒が来なかったらこのままキミんちまで行くぞ」。ひーでもうれしい楽しそう! 結局彼の次の生徒は来たんですが、老師はその男子をクルマに乗せ。後で戻ってきた老師曰くその男子は「帰り道の運転手。帰りはこいつに運転させて俺は寝る」 どこまで不良講師なのかしらっ。乗せられた男子は「俺マニュアルなのに…」と不安丸出しで、バックで切るときエンストしそうになっていました。オートマで、器用なやつ。

家までドライブは楽しかったです。教習所内は右カーブしかないので、左カーブにまったく慣れてない自分がおかしいほどでした。どれくらいハンドルまわしたらどれくらい曲がるのかよくわからん。斜め前に進みそうになるよ。おっそろしいいいい。