医者と掛号

というわけで緑内障の疑いを晴らすために医者へ行かなければならない私は現代っ子なのでまず電脳にすがりました。

手始めに馬偕医院。マッケイメモリアルホスピタル。日本語世代の阿公は「まかい医院」と呼びます。いつ聞いても「まっ、魔界医院?!とぎょっとします。阿公の辞書に「魔界」という言葉はないらしい。そういう本は読まないタイプだからな。

その魔界病院は家族の関係でコネがあるのにはあるのですがコネを使ってみた挙句になんでもなかったとかだとおさぶいので、まじめに掛号をしなければなりません。掛号というのは病院での受付および予約のことです。最近は総合病院とかだとオンラインでも予約ができます。これをやらないと現場で外来受付をすることになるので場合によっては待ち時間がたいへんなことになります。

オンライン予約表を見つつ、かなりのドクター数に感心しました。でも知ってる先生なんかいないから、誰でもいいんですけどねーと思いつつ表を見たら、ちょうど明日、非常勤らしい青光眼専門医の名前が。でもこのひとはオンライン予約を受け付けないの。ならなんで名前出してるんだ。じゃあ電話で予約してやらぁ。でも先生の名前が読めないの。うまく発音できるか超自信ない。じゃあオットに電話させてやらぁ。会社に事情と情報を書いてファックスしました。

問い合わせたオットによるとこの専門医、火曜日しか出勤しないくせに当日の現場予約しか受け付けておらず、予約時に患者の話を聞いて自分の出る幕ではないと判断したら診ないんだそうです。その場合は別の医者に振るんだそう。 なーまーいーきー。週一しか出勤しねーならいっぱい患者診てやれよ。つーかそもそも患者選ぶってどうなの。初回くらいみんな診たらよくない?

外国人で!シンガポールで受けた健康診断の結果を持ち!眼底写真も撮った結果に異常ありと言われ!緑内障にあるまじき若さのこの俺!は、はたしてこの専門医に診てもらえるんでしょうかね!こういう賭けっぽいの大好き。賭けに負けても自分が悪いわけじゃないところもいいね!

専門医に診てもらえなくても、現場掛号で別の眼科医に診てもらうよ。まずまちがいなく精密検査行きになります。瞳孔を開かせる薬を使うそうなのでそのあとがちょっと心配。どれくらいでもとに戻るのかなあ。痛くないといいんですけど。