ルナ太郎のいいところ

先日AさんとUちゃんが遊びに来てくれましてね。Aさんは獣医さんで、健康診断もしてくれたよ!

ルナ太郎という名の小型犬相手にストレスを溜める俺とりょーを見てAさん苦笑。小型犬擁護派にはなれそうもない俺の手中にあるルナ太郎の未来を案じたのか、ルナ太郎のいいところを見つけてくれました。

ルナ太郎のいいところ:
○ トイレのしつけが完璧
○ 破壊行為がゼロ
○ 子供に寛容(Uちゃんになにされても怒らなかった)
○ 散歩で引っ張らない
○ いやなことをされても噛まない
○ ケージで静かに寝ていられる

…不思議!こうして見るとルナ太郎はいい子ではないか。ぎゃんぎゃんうるさくて口がくさいことが些細なことに思えてくる!

Aさんによると小型犬は、みんなこんなもん なんだそうだ。たいていどこの子も、かまえかまえとしつこくてうるさくて口がくさいんだそうだ。ルナ太郎の身の上を考えると、急に静かな犬になれと言っても無理。ルナ太郎にとっては、今の家は元の家とは違って自分へ対する扱いがぞんざい!あたしはお姫様なのに!みんながあたしをかわいいかわいいって競って抱っこするはずなのに!不安!!!この家のひとの愛情を勝ち取らなくちゃ!なのになにこの黄色い犬!じゃま!というのがいまのルナ太郎。Aさん代弁。ルナ太郎も生きるために必死なのだと。

Aさんはいつも、俺が犬の飼育上で壁にぶち当たっていると、心にしみるなにかを言ってくれます。きっと犬の神様が、俺だけじゃ頼りないから、冷静で客観的で温厚で本当に動物が好きでしかもプロな助っ人をつけてくれたに違いない。なにかにつけて助けてもらってます。ラッキー。

ルナ太郎の境遇はかわいそうだと思うけど、うちではりょーがランキング1位の犬なのに、ルナ太郎は自分が一番じゃないなんて世界があるわけないと思ってるからややこしい。あたしだってルナ太郎がりょーにたてつかなければ、もっとルナ太郎をかわいがってやれるんだけどな。

ルナ太郎はひどいときは、ほぼ1日中りょーに向かって吠えてます。あたしが怒鳴っても一瞬しか泣き止みませんよ。自分のまわりで延々騒いでいるルナ太郎にさすがにりょーもキレますよ。日に何度か怒りのすっ転ばしガウガウをお見舞いします。りょーがキレたほうが効く。あたしの怒号はルナ太郎にとってのごほうびになっちゃうけど、りょーの怒号はどこまでいっても怒号。りょーさんギレ効果でルナ太郎が犬社会のルールを学んでくれればいいんだけど、そう簡単にはいかないわ。子犬じゃないから、データの書き換えは容易ではありません。

そうそう、昨夜ルナスケの飼い主にメールした。ルナスケの飼い主、台北では知る人ぞ知るセレブだった。なるほど甘やかされてるわけだわ。あ、小型犬は庶民の家でも甘やかされてるか。