自業自得なのに

ルナスケが散歩に行きたがらなくなりました。

散歩に行くときに俺がりょーに首輪をするのを嫉妬してぎゃんぎゃん鳴くからその場で何度か蹴りました。ルナスケは軽く蹴られたくらいではすぐに舞い戻ってりょーの鼻先で吠え立てる命知らずなのですが、身の程知らずがいささか度が過ぎたようです。ぎゃんぎゃん鳴いて興奮して、自分の番になってハーネスにリードをつけられて、さあ玄関のドアを開けますよという段になって、りょーよりも先に飛び出そうとしたルナスケ、自分で自分のリードを引っ張ってしまい、なんか痛くして ぎゃん!と悲鳴を。あたしもりょーも全然動いてなかったからルナスケの自業自得なので無視して「ほら行くよ」とドアを開けたらまた我先に飛び出そうとしてリードを引っ張って ぎゃん! 2度続いたら嫌気が差したらしく、ひいひい言いながら恨みがましい目であたしを見つつ、靴棚の一番下に隠れてしまいました。バカじゃないの? (゚д゚)

いやもうほんとにつきあいきれませんよ。 「…いまのはマジであたしじゃないって。自分でやったんじゃん。おいでよ散歩行くよ!」つってんのに「痛くするから行かない(´;ω;`)」ひいひい言うさ。じゃあもう勝手にしろと。ルナと散歩に行ったってこっちは全然楽しくないもの。願ったり叶ったりだよ。ルナを置いて散歩に出かけました。

ルナのいない散歩の楽しいこと楽しいこと…! (*゚∀゚*)小花が来たってルナが小花に噛み付かないかひやひやしないで笑って見てられるし、公園でもワンワが逃げないし小白とりょーが駆け回れるしあたしの周りでガウガウ遊びをやれるし、超たのしいー!!! と暗くなるまで遊びました。ルナスケは静かに俺たちを迎えました。なんかすごいうつむき加減にトコトコ走ってきて視線はずしながら「…おかえんなさい…」みたいなかんじで。

そして翌朝。今朝。散歩行くぞとりょーに首輪をつけていたときは「その黄色い犬!おばさんになれなれしくすんな!(゚Д゚#)」と相変わらず吠えまくったルナスケでしたが、彼女のリードを見せたら逃げました。けっこー記憶力いいな。つーか自分でリード引っ張っただけでそんなに痛くなったの?ルナには叱るとか音で脅すとかより痛みトラウマが有効なのかも。それしか効かないのかも。それを知ったところで実行できないので意味がありませんが。殴れねーよこんなちっこいの。

というわけでルナスケはお散歩に行きません。なんだかなあです。わがままっつーか、自由だよね。りょーはなにがあっても散歩に行くっていったら行くし、自分の意思で自分ひとりだけ別行動ってないもん。新鮮です。