黒子猫ちゃんゲットだぜ

どうも小花がご近所さんのクルマのフロント部分をにおうので、気にはなっていたのです。まさかエンジンルームにネコがいるのでは、と。

案の定でした。夕方になったら腹が減ったのか心細くなったのか、ぴーぴーぴーぴー鳴き出したの。鳥にしては単調で鼻声で、もう暗くなろうとするのに鳥がこんなに鳴くのはおかしい… と思うことしばし、ネコかもと思い立ちバルコニーから路地を見たら、うちのクロネコチン様が門の上から例のクルマを見つめていて、その視線の先に黒子猫ちゃんが!あいつか!クルマん中に入っていたのは!と現場に急行。

クロネコチンのごはんで釣ってとっ捕まえようと思ったら、やはりクロネコチン関係者らしく、かなりの警戒心でぜんぜん無理。なので家に戻ってこういうときのためにとっておいた缶詰を開け、ネコキャリアーにしのばせ、再トライ。野良猫なハラペコ子猫ちゃんが、缶詰の誘惑に勝てるわけがございません。かなり警戒していたけどあっさり中に入ってしまい、同時にドアをばたんと閉めて捕獲成功。黒子猫ちゃんゲット!

怒ってますよー。そりゃもう恨まれてマース。エンジンルームに入って黒コゲ子猫ちゃんになるとこだったかもしんないのにこのやろう。でもいいでちゅ。かわいいからいいでちゅ。確実にクロネコチンの親戚でしょうねえ、耳毛が白くて目つきが悪いところ、フワフワの毛とセミグロスな艶のかんじ、そしてかわいらしい声なんかそっくりですよ。クロネコチンはいまだに外猫と激しいバトルを繰り広げるおひとですが、この黒子猫ちゃんがニャーニャー言ってたときはじっと見てただけでした。身内だからかな?

小さい子ちゃんなら、なんとかひとに慣れてくれるんじゃないかと期待しています。ひとに慣れれば飼い猫になれるかもしれない。あっ、まさか、クロネコチンはあきらめて、この子にしろっていう神様からのメッセージ…?! いやいやいやいや